レンタルオフィス 札幌市 賃貸 理学療法・作業療法・言語療法の勉強に役立つリハビリテーション本専門店【Amazon】 2010年11月

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対人援助職のための認知・行動療法―マニュアルから抜けだしたい臨床家の道具箱

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【内容】

CBT(認知行動療法)とは,臨床場面での患者の行動の変容を目的として,行動科学を応用したものである。現在,CBTは,心理療法という領域においてエビデンスの王者の地位を確かなものにした。
 本書では,CBTを臨床で使った場合の実例を症例を通じて示すようにした。症例の中で治療を進める過程の考え方や情報の探し方を示し,さらに各章の終わりには演習問題を用意して,読み手が自分で意味を解釈し考え抜くことで評価と治療のテクニックを身につけられるようにデザインされている。著者が臨床現場からフィードバックした多くのスキルをわかりやすく解説したものであり,脱・マニュアルを目指す対人専門職のための恰好の手引き書となるであろう。

【目次】


まえがき

序 章 認知行動療法と本も使いよう

第1章 デモンストレーション

コラム①:ドードー鳥の裁定「みんな優勝! 全員が一等賞!」
第2章 臨床の原則

コラム②:抗生物質のジレンマ
第3章 基本的なCBT

コラム③:強迫との会話
第4章 症例解説

コラム④:プラセボ対照二重盲検ランダム化比較試験とプラセボドリフト
第5章 個別の問題に対する行動療法の技術

コラム⑤:なぜ常識心理学はなくならないか?
第6章 疾患別・問題別治療プログラム
第7章 行動療法の理論
第8章 〈座談会〉CBTの今日的課題を考える
あとがき

付録:セルフモニタリング・シート/アセスメント・シート/患者用説明資料/強迫性障害3日間集団集中治療プログラム/良くある質問/演習問題とその解答/参考になるリソース

索引

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臨床家のための高次脳機能のみかた

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臨床家のための高次脳機能のみかた

【内容】
(序文より抜粋)
高次脳機能に関わっているのは大脳の連合野と辺縁系,すなわち大脳の皮質の大部分と,間脳と中脳の一部です.ヒトでは中脳.間脳.大脳が中枢神経系の85%を占めているので,中枢神経系の大半が高次脳機能に関わっています.従って神経疾患では高頻度に高次脳機能が冒されます.臨床家においては一般に認知機能の評価は難しいものとしてとかく敬遠されてきました.しかし脳血管障害や神経変性疾患の診療の上で,神経学的評価とならんで,認知機能を適切に評価していくことは,診断ばかりではなく,治療,リハビリテーション,介護の点においても必須なものです.特に認知症の診療において認知障害の評価は中核であり,症候学の中心でもあり,これを欠くわけにはいかないのです.
 これまでにも多くの良質の神経心理学の教科書が存在していましたが,ほとんどが専門的,あるいは理論的で,臨床家に薦められるものは多くありませんでした.脳損傷は局所性脳損傷とびまん性脳損傷あるいは多巣性脳損傷に大きく分けることができます.脳血管障害は前者の代表的原因で,言語のような単一の認知ドメインの障害,すなわち失語症をもたらし,アルツハイマー病のような神経変性疾患は後者の代表的原因で,2つ以上の認知ドメインの障害,すなわち認知症をもたらします.これまでの神経心理学の教科書は局所損傷による単一の認知ドメインについての記述がほとんどで,認知症に多くの紙面を割いたものはほとんどありませんでした.一方,認知症の教科書も増えていますが,局所症候から説いて認知障害の評価を述べるものはありませんでした.認知症,すなわち2つ以上の認知ドメインの障害を理解するためには,それよりも簡単な単一ドメインの障害から始めないと,難しいものがさらに難しくなるのです.そのような時に出会ったのが, Hodges先生の著したこの入門書です.この本では局所損傷による症候と神経変性疾患による認知症の両方が実にうまく解説されています.
 私は研究室に所属している学生たちにこの本で勉強をするように薦めていました.Hodges先生については,かつて私の部下であった池田学先生(現・熊本大学教授)の留学先でもあり,前頭側頭型認知症や一過性全健忘などに関する多くの論文でもかつてから存じ上げていました.たまたま機会があってHodges先生を私たちの研究室にセミナーなどのためにお招きすることになりました.そのときに印象に残ったのは,認知障害に対する考え方や診察法が私のそれらと非常に近いということでした.たぶん彼我の進んできた道程が似通っていたからでしょう.その後に,大学院学生や博士研究員の中からこの本を翻訳したい,できればまとめて出版したい,ついては監訳をしてほしいという声があがりました.そこで私はHodges先生に連絡をとり,さらに新興医学出版社に出版を依頼したというわけです.このような経緯を説明するのは,この訳書の出版が出版社からの依頼ではなく,私からの発案でもなく,初学者から起こったということを強調しておきたいからです.

【目次】

第1章 散在性認知機能
 Ⅰ.一般的な理論の枠組み
 Ⅱ.覚醒と注意
 Ⅲ.記憶
 Ⅳ.高次の認知機能、人格と行動

第2章 せん妄と認知症
 Ⅰ.せん妄
 Ⅱ.認知症
 Ⅲ.せん妄と認知症の鑑別診断

第3章 認知機能の局在
 Ⅰ.言語
 Ⅱ.失語症
 Ⅲ.読みの障害-失読
 Ⅳ.書きの障害-失書
 Ⅴ.計算障害の症候群
 Ⅵ.行為の障害-失行
 Ⅶ.右半球に特化した機能の障害
 Ⅷ.色覚異常・色彩失認・色名呼称障害

第4章 認知的および神経心理学的病歴聴取、身体診察のコツ
 Ⅰ.患者の面接
 Ⅱ.情報提供者の面接
 Ⅲ.家族歴
 Ⅳ.既往歴
 Ⅴ.アルコール摂取
 Ⅵ.身体診察のコツ

第5章 ベッドサイドでの認知機能評価
 Ⅰ.全般的な観察
 Ⅱ.見当識と注意
 Ⅲ.エピソード記憶
 Ⅳ.意味記憶
 Ⅴ.前頭葉性の遂行機能
 Ⅵ.優位(左)半球の機能
 Ⅶ.右半球の機能

第6章 標準化された心理検査:その利用と誤用
 Ⅰ.Mini-Mental State Examination (MMSE)  
 Ⅱ.Information ? Memory ? Concentration (IMC) Test
 Ⅲ.Hodgkinson Mental Test 
 Ⅳ.Mattis Dementia Rating Scale (DRS)  
 Ⅴ.Cambridge Cognitive Examination(CAMCOG) 
 Ⅵ.Alzheimer's Disease Assessment Scale (ADAS) 

第7章 Addenbrooke's Cognitive Examination改訂版と補足検査
 ACE-R UK版
 ACE-R UK版の手引書
 Ⅰ.基礎となるデータ
 Ⅱ.特定の症例についての付加的な検査

第8章 症例提示
 症例 1.軽度認知障害
 症例 2.早期アルツハイマー病
 症例 3.中等度アルツハイマー病
 症例 4.うつ病性仮性認知症
 症例 5.行動障害型前頭側頭型認知症
 症例 6.進行性非流暢性失語症
 症例 7.意味性認知症
 症例 8.進行性の相貌失認と人格変容(右側頭葉優位の前頭側頭型認知症)
 症例 9.大脳皮質基底核変性症
 症例 10.進行性核上性麻痺
 症例 11.レビー小体型認知症
 症例 12.視覚型アルツハイマー病(後部皮質萎縮)
 症例 13.ハンチントン病
 症例 14.健忘性脳卒中:両側視床梗塞
 症例 15.一過性てんかん性健忘

補遺 神経心理学的検査
 The Autobiographical Memory Interview(AMI)
 BADS遂行機能障害症候群の行動評価
 BIT行動性無視検査
 The Boston Naming Test(BNT)
 California Verbal Learning Test(CVLTとCVLT-Ⅱ)
 Cambridge Neuropsychological Test Automated Battery(CANTAB)
 Cambridge Semantic Memory Test Battery
 Cognitive Estimates Test
 Delis-Kaplan Executive Function System(D-KEFS)
 数唱
 Doors and People Test
 The Graded Naming Test(GNT)
 Hayling and Brixton Test
 Judgement of Line Orientation Test(JLO)
 The National Adult Reading Test:Second Edition(NART)
 Paced Auditory Serial Addition Test(PASAT)
 Pyramids and Palm Trees Test
 レーヴン色彩マトリックス検査
 Recognition Memory Test(RMT)
 Rey Auditory Verbal Learning Test(RAVLT)
 Rey-Osterrieth複雑図形検査
 リバーミード行動記憶検査(RBMT-Ⅱ)
 物語再生
 Stroop Tests
 Test for Reception Grammar(TROG-Ⅱ)
 トークンテスト
 Trail Making Test
 語列挙検査
 The Visual Object and Space Perception Battery(VOSP)
 ウェクスラー成人知能検査(WAIS-RとWAIS-Ⅲ)
 ウェクスラー記憶検査(WMSとWMS-R)
 Weschsler Memory Scale-Ⅲ(WMS-Ⅲ)
 WAB失語症検査
 ウィスコンシンカード分類検査(WCST)

日本語版補遺
 ACE-R日本語版について
 ACE-R日本語版
 ACE-R日本語版の手引書

索引

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前頭葉機能不全その先の戦略―Rusk通院プログラムと神経


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前頭葉機能不全その先の戦略―Rusk通院プログラムと神経


【内容】

全人的アプローチによる脳損傷リハビリプログラムの詳細が明らかに
高次脳機能障害の機能回復訓練プログラムであるニューヨーク大学の「Rusk研究所脳損傷通院プログラム」。全人的アプローチを旨とする本プログラムは世界的に著名だが、これまで訓練の詳細は不透明なままであった。本書はプログラムを実体験し、劇的に症状が改善した脳損傷者の家族による治療体験を余すことなく紹介している。脳損傷リハビリテーション医療に携わる全関係者必読の書。

【序文】

Yehuda Ben-Yishay博士の序/監修者の序/はじめに

Yehuda Ben-Yishay博士の序
 過去20年間に,脳外傷を生き延びた人々による多くの本が出版された。これらの本は,その多くが感動的に書かれているが,各人がリハビリテーションの努力を重ねた結果,いかにして次のことを再びできるようになったかについての記録である。それは,日常生活における最適の機能回復,自己を再評価する感覚,対人関係を再構築し維持する能力,再びある程度生産的になる能力,そして自分の人生に新しい意味を見つける力,などである。
 これらの本は成功したリハビリテーションのきわめて個人的な体験談であるが,人生におけるわれわれの経験や,人格を論じる理論家の所説を支持するものである。その所説によると,ストレスにどう対処するか,あるいは人生の後退にどう打ち勝つかに対する許容量は,個人によって大きく異なる。そのため,大きな不運に打ち勝つ(そしてその後,成長すらする)ことに成功する人たちがいる一方で,さほどではないと思われる後退に絶望的に打ちのめされる人たちがいるのである。
 脳外傷後の機能回復の個人的な成功談は,リハビリテーション専門家を勇気づけ,革新的な臨床アプローチや治療技術を発展させることとなった。その目的は,脳損傷により引き起こされた欠損を補う能力を最大限に引き上げるべく,患者の気質や人格の特徴を利用することであった。不足し減損した能力を効果的に補うことにより,患者は自分のコミュニティで再び自己を統合できるようになることを証明した。
 脳損傷者のリハビリテーションへの全人的アプローチに関する主な命題は,次のいくつかのポイントに要約できる。
 1.脳損傷者が社会において最適に機能するためには,構造化された治療プログラムを確立する必要がある。
 2.構造化された活動はやがて患者にとってなじみあるものとなり,そのなじむ感覚が「安心感」を生み出す。
 3.この「安心な」環境においては,「破滅的な」反応(極度の不安の徴候)が起こる可能性は,大きく減少するであろう。
 4.個々の脳損傷者が「安心」と感じると,脳損傷に起因するさまざまな認知上,行動上,そして情動上の問題をいかに補うかに関して,最良のかたちで学べることになろう。
 5.患者が問題をうまく補えば,リハビリテーションの後に,最良の状態で再び機能することができるだろう。
 6.リハビリテーションが成功した人とは,次のような人のことである。自尊心を取り戻した人,社会の生産的一員となるために今できていることに満足感を得られる人,そしてリハビリテーション後の人生を生きる価値があると認められる人である。
 私の知る限りにおいて,本書はこの種の記録として他に例をみないユニークなものである。音楽の分野における大学専門教育者であり,献身的に夫に尽くす1人の妻によって書かれている。彼女は,音楽を教えている大学から1年間のサバティカルを得て,ニューヨークのわれわれの特別なプログラムに入り,夫君に提供された治療に毎日参加した。
 立神教授の夫君は,受傷前はヤマハ株式会社に勤務し,高度な技術をもった立派な専門家であった。その経歴により集中プログラムの恩恵をこうむることができた。彼自身の高い知性と献身的な妻(ホームコーチ)のおかげで,感動的な進歩を成し遂げた。しかし,おそらく今日までの最大の成果は,この素晴らしい夫婦が,互いに満足できる結婚生活を再び確立できたことであろう。
 立神教授は本書を「夫と自分がRusk研究所の特別なプログラムで体験し学んだことを日本の読者に伝えるために書いた」とのことである。 同僚たちと私は,無条件で次のように言うことができる。この非凡な2人は「教え」をとてもよく習得し,その「教え」を日本での日常生活においてもうまく「生かしている」だろうと。
 私の意見では,このユニークな本は多様な読者層に多くを提供している。
 夫婦のどちらかが受傷する前,結婚生活で良いバランスがとれていた多くの夫婦にとって,本書は希望の言葉を運ぶ。そして,新しい結婚生活のバランスをいかにして再確立するかについて,実践的な情報を提供してくれる。当然のことながら,結婚している双方が,順応に必要な気質と資質をもっていなければならない。
 また本書は,さまざまなリハビリテーションの専門家に向けて,自分の仕事をいかに成功させるかに関して多くの有用な情報を提供している。その仕事とは,脳損傷者を治療する,あるいは家庭生活において患者の存在を再統合する*過程にある家族を支援することなどである。
 さらに病院や保健サービスを提供する組織の管理者にとっては,既存のリハビリテーションを補うために何をなすべきかに関して,多くの「ヒント」を提供している。そこには,サービスを提供できる有能な専門家を訓練するのに必要な財源の分配も含まれる。
 そして,臨床でのサービスを評価する人にとって,特定のプログラムの適格性を評価する際,何を見ればよいかということを示した優れた資料になる。
 最後に,この分野における未来の専門家を育てることを仕事とする大学専門教育者にとっては,優れたテキストとして役立つであろう。
 本書が,脳損傷リハビリテーションの分野において,新しい動向に興味がある日本の読者の方々に,多くの情報を提供し,かつ心を奮い立たせるものとして読まれるだろうと,私は確信している。

 2010年8月 New Yorkにて
 ニューヨーク大学教授・臨床リハビリテーション医学
 Rusk研究所脳損傷通院プログラム創始者・所長
 Yehuda Ben-Yishay, Ph. D.


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*〔訳者注〕 reintegrating(再統合する)という言葉には,患者を「再び家族の一員として迎え入れる」という意味のほかに,患者の側にも家族の側にも,「家族というコミュニティにおいて,(1)自分の存在を再構築する,(2)双方のコミュニケーションを再構築する,(3)家庭の中で機能する存在になる」など,さまざまな意味が含まれている。


監修者の序
1.後天性脳損傷者の心象風景
 脳外傷などの後天性脳損傷によって起こる,外見からは障害をもつことがわかりにくい認知・行動・情動の障害は,わが国では「高次脳機能障害」と一括され,行政やメディアを巻き込んで一般に知られる用語になった。
 高次脳機能障害をもつ人々が,日常の生活をどのように感じ,どのような困難に直面しているのか,これは医療者にも理解することが難しい。当事者の立場から体験を語り,この問題の啓発を図った好著としてClaudia Osborn女史の『オーバーマイヘッド』1)がある。Osborn女史は,デトロイトで診療を行っていた有能な内科医であった。しかし1988年7月,交通事故により脳外傷を負い,治癒することのない無気力症,記憶障害,遂行機能障害をもち続けることになった。30代半ばで臨床医としての前途は閉ざされたが,この事実を受け入れるためには,時間と,家族や友人,そして専門家の支援が必要であった。
 受傷から8か月後,New York大学Rusk Instituteで行われている「脳損傷通院プログラム(Brain Injury Day Treatment Program:BIDTP)」(以下,Rusk)に通うようになる。高次脳機能障害ゆえにNew Yorkという大都会に1人で生活することの困難さ,そして失敗エピソードの数々が紹介される。さらに,同様の障害をもつ通院プログラムでの仲間の様子や,障害を代償する対処法を身につけた結果,大学の教職に復帰できた様子などが示されている。
 Osborn女史の本を最初に読んだときの疑問は,いかに受傷前は有能な内科医であったとしても,記憶障害がある人が本当にこのような自伝を書くことができるのだろうか,という点だった。そしてその本のエピローグである「脳外傷を負う前,私は幸せな女性だった。そして,今も私は幸せである」という文章も,今ひとつ共感しにくかった。しかしこうした疑問は,立神氏が書かれた本書を読むことで,謎ではなくなった。

2.Ben-Yishay博士
 Ruskで行われている脳外傷者のための認知訓練や通院プログラムの様子は,その責任者であるL. Diller博士およびY. Ben-Yishay博士の来日によってわが国のリハビリテーション医学界には比較的早くから紹介されていた。1988年,大川嗣雄氏が会長であった第24回日本リハビリテーション医学会学術集会にDiller博士が招かれ,本書でも述べられている脳損傷者へのさまざまな認知訓練の様子が紹介された。水落(1994年),先崎(1999年)らはNew Yorkを訪れ,Ruskの通院プログラムを見学し,その印象を報告している2,3)。2001年,安藤徳彦氏が会長であった第36回同学術集会には,Ben-Yishay博士が招待されてRuskの通院プログラムについて講演をされた。たまたま筆者は,お2人の先生と懇談する機会を得ていたが,正直なところNew York大学で行われていることの実体を理解するには至らなかった。
 Ben-Yishay博士には,リハビリテーション関連誌への解説記事執筆をお願いし,筆者が翻訳させていただいた4)。これには博士の業績となる論文類も紹介されていたが,通院プログラムの理念はともかく,具体的な内容を理解することはできなかった。前述のOsborn女史の自伝でも,このプログラムの内側でどのような治療が行われているのかの詳細は紹介されていない。謎めいたところの多い通院プログラムの内容は,少しずつ小澤氏と立神氏を通して教えていただき5,6),さらに本書を監修させていただく機会を得て,やっとその全体像を知ることができたと思っている。

3.小澤富士夫氏のこと
 小澤富士夫氏は,楽器に関する高度な専門技能をもち,欧州を舞台に高名な演奏家たちとの仕事に従事されていた。彼は,2001年10月に発症した右椎骨動脈解離性動脈瘤破裂のあと,重度の神経疲労と無気力症をもつことになった。奥様であり,本書の執筆者である立神粧子氏は,米国で音楽芸術博士号を取得され,またご主人と長期滞欧されるなど20年以上にわたる欧米の言語や文化に接した経験をおもちの方である。立神粧子氏が,本書の第6章[3]で詳細に説明されているように,小澤氏の急性期は生命の危機が宣告されるほどの重症であった。一般状態が安定した後,小澤氏は,筆者が勤務する神奈川リハビリテーション病院の入院機能訓練を受け,さらに外来で行っているグループ治療も受けられた。しかし小澤氏は,話をしていた数分後に眠り込んでしまう特異な病態を呈していて,私どもの治療は「歯が立たなかった」。ご主人の発病がきっかけで始まった立神粧子氏のストレスや将来に対する不安は,私どもが行う治療では解消されることがなく,私どもは彼女の信頼の大半を失ってしまったと感じている。
 小澤氏の神経疲労は,さしものRuskでも語り草になるほど(第3章[5])であったとのことだが,的確な治療によって症状は劇的に改善された。この回復ぶりは,Ben-Yishay博士も認めてくれたとのことだが〔第1章[2]-2-3)〕,私どもの病院のスタッフにとっても驚きであった。夫妻は,2004年2月~2005年2月までの1年間,Rusk通院プログラムに参加された。訓練途中で一時帰国されたとき夫妻は,私どもにRuskでの治療の様子を説明して下さったが,その折の小澤氏は別人のようであり,さらに1年間の治療を終えて,再び私どもの前に立たれたときは,さらに生き生きとされていて,ご自分から積極的に発言されるまでの良い状態になっていた。小澤氏の症状改善を目の当たりにし,Ruskでは,私どもの病院がなし得ない支援を行っているのだと実感した。

4.Ruskの通院プログラム
 本書をお読みいただければわかることではあるが,Ruskの通院プログラムの概要について,本書から拾い上げた要点などをもとに,いくつかお示しする。
 Ruskのプログラムは,Ben-Yishay博士が師事したKurt Goldstein博士の唱えた「全人的治療」を発展させたものらしい。すなわち,“脳損傷後の障害をもつ人々であっても,健康あるいは幸福という感覚をもって生活することが可能になる。しかしそのためには,生活環境の構造化などを行って,患者の生活のある部分を制限することが必要になる。治療者の役割は,そのような制限がある生活だとしても受け入れる価値があると思えるように,適切な支援を行うことである”,としている(第2章[1]-1)。
 この理念に基づき通院プログラムは1978年に創設され,その時々の知見を織り込みながら発展してきた。そして現在も,より良い方向へ改善させる努力が続けられている。
 このプログラムの特徴は,(1)患者へ多種類の介入が行われるが,それぞれの優先順位と時系列的な介入方法を規定したこと,(2)同種の障害をもつ患者と家族およびスタッフを治療共同体としたこと,(3)集中的な治療段階から機能的応用段階へ移行することを意図した治療的環境を整えたことである。また介入の目的は,特定の障害の改善のみに着目した代償的治療を行うのではなく,患者が障害を受容できるように援助し,将来に対する希望の感覚を与え,志気を高め,起きてしまった災難に適応する方法を教え,社会生活を送るうえで必要な判断力を高める訓練などを同時に行うことである。
 治療対象は,脳外傷だけではなく,脳血管障害などにより障害をもつに至った人も含まれる。しかし訓練の適応があるかどうかは,神経心理学的検査や試験的にプログラムへ参加したときの本人や他の訓練生の反応,家族が参加できるか,などいくつかの要素を勘案しながら,最終的にはBen-Yishay博士が面接をして決めている。
 Ben-Yishay博士は,従来の脳外傷リハビリテーション治療法に明確な効果が示されなかったとしたら,異なる特徴をもつ障害者を,後天性脳損傷という共通項だけで同じように対処してきたからだと指摘している(第1章[2]-1)。訓練生と家族には,通院プログラムが治療しようとする障害は,「前頭葉の機能不全」であると明確に説明される(第2章[1]-2)。
 通院プログラムの治療は,月曜~木曜の午前10時~15時まで,外来で行われる。連続20週,合計400時間を1サイクル(学期)として,1年間でみると,9月から翌年2月までと,3月から7月までの2サイクルがある。治療スタッフは,Ben-Yishay博士の指導の下,経験を積んだ2名の専任心理士,5名の心理研修生,そして1名の職業カウンセラーが行う。通常,治療を受ける人は12~15名であり,患者とスタッフの比率は2:1である。また家族や特別に支援をしてくれる知人なども,患者とともにこのプログラムへ参加する。
 このプログラムには,世界各地から見学者が訪れていて,前述のようにわが国からの見学者もいる。しかし,プログラムで使われている教材などは持ち出し禁止であり,閉鎖的な印象がある。立神氏もRuskの意向を尊重し,本書の中で使われている資料がどの教材であったかを述べ,本書に発表することについてRuskの許可を得ていることを強調されている。
 このプログラム内で行われていることが適正であるかどうかについて,通常の医学界で行われるような査読者がいる医学誌へ投稿して,peer reviewを受けるといった手続きは,Ruskではあまり尊重されていないように思われる。今回立神氏が,Ben-Yishay博士の信頼を得て,本書でプログラムの全貌を公表するが,これはRuskの歴史の中でも画期的なことと考えて良い。
 外部の専門家のレビューを得ていないことは,このプログラムで行われていることの価値を低くするものではない。現実に神奈川リハビリテーション病院のスタッフは,自分たちが対処できない問題を,Ruskが見事に解決した小澤氏の例を経験している。統計的に有意であるかどうかを根拠として,有用な治療であるかどうかを考える立場もあろうが,そのような方法とは別に,1例1例を大切にして,鍛え上げられたチームが真剣に,熱心に,支援の方策を日々検討するRuskの治療法も,優れた方法と考える。過去に日本人は,小澤氏を含めて3名がRuskで治療を受けている。筆者は,小澤氏を含めこれら3名にお目にかかっているが,わが国の治療では期待できない成果を挙げられたと考えている。

5.独特の治療環境
 ある程度閉鎖された環境で,しかも当事者と家族など,医学的知識をほとんどもたない人々を対象とするために,使われる用語や治療に用いられるツールは,独自のものになっている。Ruskの中だけで通用する文化が形成されていると言ってもよい(第2章[1]-2,3)。
 たとえば前頭葉機能不全に由来する症状について,独特な言い回しがある。一般の医療界においても職種や専門領域が異なると,同じ現象に異なる用語が使われることは一般的であろう。しかし本書で用いられる,神経疲労(易疲労性),抑制困難症(脱抑制),ハエ取り紙症候群(固執・強迫観念),情動の洪水(パニック)などの用語,治療ツールとしての「リンチピン・ポスター」や「神経心理ピラミッド」,障害への対処法としての<確認の技>,<語幹取りの技>などは,Ruskで治療を行い,そこで治療を受ける人々だけに通用する用語であり,文化であろう。
 Ruskで治療を受けられるのは,Ben-Yishay博士の評価で適応があると判断された障害をもち,英語能力が高く,少なくとも1年間,家族の誰かとともにNew Yorkに滞在し,治療や生活に必要な経費を負担できる場合である。
 このプログラムは,言語を介して障害への認識を高め,あるいは問題行動へ対処する方略が指導される。言語とは当然英語である。したがって参加者は,日常会話以上のレベルで英語を使いこなす能力をもっていることが必要である。

6.成功するための条件
 Osborn女史の自伝でも,あるいは本書でも,このプログラムで治療を受けることを中断した例があることが示されている。Ruskでの治療が成功するかどうかは,上に述べた条件だけではなく,本人と家族の側に「良くなりたいという強い願望」があり,Ruskのスタッフの指導に従う「従順性」が必要とされる(第3章[1]-1)。
 プログラムには患者本人だけでなく,家族あるいは関係者の誰か(significant others)の参加が求められる。これはプログラム終了後,日常生活において障害が原因で起こる問題へ,より良く対処するたには家族がコーチ役を務めて継続的に支援することが望ましく,プログラム成功の要因には参加する家族が良いコーチへと養成できるかどうかも重要である。
 小澤氏と立神氏ご夫妻が,Ben-Yishay博士から,すべてを本書に書き表してよいとの許可を得たのは,この2人に恵まれた素養があって,Ruskが目的としているほとんどすべてのことを理解し,身につけることができた事例だったからと思われる。それはご夫妻が音楽家であり,楽器の演奏を修得する過程で,日々弛むことなく練習することがとても大事で,この努力が将来の良いパフォーマンスにつながるということを体験してきた人たちだったからと思われる。Ruskが,これまで,内部で行われていることの公表を拒んできたのは,誤った形で,あるいは中途半端な内容が世の中に伝わって弊害となることを懸念したからとも考えられる。

7.Ruskから得たもの
 小澤氏と立神氏ご夫妻は,このような素養に恵まれていたこともあって,大きな成果を得た。その有様は「第6章 新しい人生」で縷々述べられている。日ごろ,同様の症状をもつ方々へ接している立場からすると,自らの至らなさを気づかせてくれるフレーズがいくつもある。たとえば,小澤氏の症状がRuskの用語を使って神経心理ピラミッドに基づき「神経疲労」と「無気力症」であることをピンポイントで解説されているが,これは立神氏にとっては「それまでの悪夢を見ているような状態が劇的に改善されるほど,衝撃的な経験であった」とのことである。前述したように,私どもはこのような形で立神氏の不安を解消させることができなかった。

8.本書の意義
 さて治療者の立場で,本書をどのように位置づけるかについて考えてみたい。本書は当事者の家族が執筆した「治療体験記」である。医学的立場から治療法を解説した専門書ではない。すでに述べたように,Ruskでの治療法の根拠は,そこで治療を受けた人々が改善されたという事実と,そこで働く献身的なスタッフの間で共有されている知識と技法である。通常の医学書と異なり,本書では,事例として挙げられている訓練生の医学的診断,病歴,画像,神経心理学的検査結果,投薬の有無,帰結に関する統計的数字などは一切示されていない。示されているのはRuskの文化で通用する用語やツール,対処法についてである。
 しかし本書は,日本人の脳損傷者の誰かが,これからRuskで治療を受けるためのガイドブックとして,Ruskの文化を伝えることが目的ではない。通常の医学書とは異なるものの,後天性脳損傷後の認知・行動・情動障害がある人々のリハビリテーションに携わっている専門家であれば,本書は貴重な情報の宝庫のように思われるだろう。
 10年前に米国ではNIH(アメリカ国立衛生研究所)の肝いりで,専門家を集めた会議が行われ,脳外傷リハビリテーションに関する合意が示された。その一部を要約すると,(1)医学的回復アプローチが焦点を合わせる期間は短すぎる。急性期治療の後に,脳外傷患者が適応できる生活環境をつくり出すことも,患者や家族のニーズにこたえるアプローチである。しかし,そのようなアプローチには関心が向けられない。さらに,さまざまなリハビリテーションニーズが患者の一生を通じて生ずるものであることも,ほとんど認識されていない。(2)伝統的な医学的リハビリテーションは,患者と家族とのパートナーシップを育てることに目を向けていない。また臨床家から患者や家族へ提供される情報は不十分なことが多い。このため患者とその家族は,自分たちで問題を理解し解決を図ったり,意思決定をすることができにくくなっている7)。この引用は,従来の脳外傷リハビリテーション治療法の課題を指摘した部分だが,いっぽうでRuskのプログラムを肯定する内容になっている。
 Ciceroneは,脳外傷者への認知リハビリテーションがどのような内容であるべきかについて,MEDLINEで検索した認知リハビリテーション関連の171論文を吟味している。その結果,注意,機能的なコミュニケーション,記憶および遂行機能に焦点を当てるべきであるとしている。本書を一読すると,Ruskの通院プログラムは,Ciceroneが示したガイドラインに沿う内容になっていることを理解できる8)。
 Ciceroneは,脳外傷者の認知および心理社会的行動障害に対する「集中的・包括的・全人的アプローチ(intensive, comprehensive and holistic approach)」の意義について総説を述べている。また,自身が行った2群の統制介入試験の結果を報告している。行ったのは脳外傷者27名に対する「集中的・包括的・全人的アプローチ」と年齢や受傷前の状態について統制した脳外傷者29名に対する「通常の神経リハビリテーションアプローチ」の効果比較である。その結果「集中的・包括的・全人的アプローチ」は,治療開始前は地域社会で機能できなかった脳外傷者に有意な改善があり,特に自身の行動の効率性が良くなったと認識する場合が多かった。評価指標でも社会参加の状態と自覚的な安寧において明確な差があったと述べている9)。
 最後に,本書を読んで解けた疑問は,冒頭で紹介したOsborn女史が,9年間かけて自伝をまとめることができた理由についてである。Osborn女史は,Ruskで指導された「メモ」を取る術を,小澤氏同様に忠実に実行していた人であったのだろう。そして膨大なメモをまとめて著書にするためには,本書でも示されているように,高次脳機能障害者の支援に習熟している専門家の継続的な支援が背後にあったからと思いあたった。
 またOsborn女史の本のエピローグの言葉は,まさに立神氏が本書のエピローグで書かれている「どうもありがとう。そしてこれからも一緒にがんばって,楽しく過ごしましょう」という言葉に重なる。小澤氏と立神氏ご夫妻の場合も,Osborn女史の場合も,Ruskの通院プログラムが究極の目標としている「制限がある現在の生活を,受け入れる価値があると思えるように支援する」ことにRuskが成功した事例であったのだろう。
 脳損傷リハビリテーションが医療を中心とした環境で行われる場合,脳損傷者が損傷後の自分を再構築することの支援を継続することはきわめて難しい。本書をきっかけに,脳損傷者の尊厳を重視するリハビリテーションプログラムがわが国にも出現するとしたら,本書が出版されることの意義はきわめて大きい。

●文献
1)クローディア・オズボーン(著),原田 圭(監訳):オーバーマイヘッド―脳外傷を超えて,新しい私に.クリエイツかもがわ,2006
2)水落和也:アメリカにおける頭部外傷リハビリテーションの現状とニューヨーク大学Head Trauma Programの紹介.総合リハ22:483-489,1994
3)先崎 章,枝久保達夫,新井美弥子:ニューヨーク大学医療センター・ラスク「脳損傷者外来通院治療プログラム」で行われている集団を利用した認知・心理療法.臨床リハ8:559-595,1999
4)Ben-Yishay Y,Diller L,Daniels=Zide E(著),大橋正洋(訳):米国における神経心理学的リハビリテーション.千野直一,ほか(編):高次脳機能障害とリハビリテーション,リハビリテーションMOOK 4,p. 1-7,金原出版,2001
5)立神粧子:「脳損傷者通院プログラム」における前頭葉障害の定義(前編・後編).総合リハ34:487-492,601-604,2006
6)立神粧子:「脳損傷者通院プログラム」における前頭葉障害の補填戦略(前編・後編).総合リハ34:1000-1005,1106-1110,2006
7)NIH Consensus Development Panel on Rehabilitation of Persons with Traumatic Brain Injury:Rehabilitation of Persons with Traumatic Brain Injury〔道免和久(訳):脳外傷患者のリハビリテーション.JAMA(日本語版)3月号,p. 79-90,2001〕
8)Cicerone KD, Dahlberg C, Kalmar K, et al:Evidence-based cognitive rehabilitation:recommendations for clinical practice. Arch Phys Med Rehabil 81:1596-1615, 2000
9)Cicerone KD, Mott T, Azulay J, et al:Community integration and satisfaction with functioning after intensive cognitive rehabilitation for traumatic brain injury. Arch Phys Med Rehabil 85:943-950, 2004

 神奈川リハビリテーション病院リハビリテーション局長
 大橋正洋


はじめに
 “Hello, this is Dr. Ben-Yishay.” ニューヨーク在住の親友の会議電話から試しにかけてみた電話の声の主は,強いヘブライ訛りをもつBen-Yishay博士その人だった。
 「49歳? あきらめるには若すぎる」。Ben-Yishay博士の力強いひと言は,まさにあきらめと絶望の中にいた筆者の心を大きく動かした。このときの博士との会話が本書の執筆に至る,夫と筆者とRuskとの深いかかわりの始まりである。

 2006年,『総合リハビリテーション』誌(5,6,10,11月号)(医学書院)において,Rusk研究所脳損傷通院プログラム(以下,Rusk通院プログラム)での治療体験の一部を紹介させていただいた。Rusk通院プログラムは脳損傷者とその家族の「自己の再構築」を最終ゴールとし,訓練のすべてが周到に関係づけられ,日常生活とともに構造化される。Ruskの哲学に裏うちされた訓練の詳細はこれまで公表されたことはない。それはRuskとの契約のためである。
 Rusk通院プログラムに参加する人は皆,「訓練の詳細や資料をプログラムの外で公表しない」という契約書にサインする。公表にあたっては,どのようなことでもRuskからの許可が必要である。本書で扱うすべての資料について,Ben-Yishay博士から掲載の許可をいただいた。その他の情報は訓練時の筆者のノートからまとめたもので,すべて体験と事実に基づいているが,これを公表することもRuskの許可が必要であった。博士の序文を含めて,英語の資料の日本語訳はすべて筆者による。

 Rusk通院プログラムにおける全人的神経心理療法の哲学と実践を紹介することで,この領域にかかわるすべての人の役に立つことができればと,夫と筆者は心より願っている。

 2010年10月
 立神粧子
【目次】

Yehuda Ben-Yishay博士の序
 Daniels=Zide博士からの親書
 監修者の序
 はじめに

第1章 Rusk脳損傷通院プログラムの概要
 1 背景
 2 通院プログラムの構成
 3 各セッション
第2章 神経心理ピラミッド
 1 神経心理ピラミッドと前頭葉機能不全
 2 前頭葉機能不全による欠損の定義
 3 前頭葉機能不全への対処
 4 機能欠損への補填戦略
 5 神経心理ピラミッドと治療的介入
第3章 体験から見えた通院プログラムの詳細
 1 オリエンテーション
 2 対人セッション
 3 認知訓練の実際
 4 コミュニティ(交流)・セッション
 5 自宅で行う訓練
 6 通院プログラムから実社会へ
第4章 心のケア
 1 個人カウンセリング
 2 家族セッション
第5章 全人的プログラムの到達点
 1 自己受容と自己同一性
 2 尊厳の確立
第6章 新しい人生
 1 価値観の転換
 2 山登りのためのツール
 3 時間の経過の中で

 参考資料

 和文索引
 欧文索引


索引

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子どもと若者のための認知行動療法実践セミナー―上手に考え、気分はスッキリ

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子どもと若者のための認知行動療法実践セミナー―上手に考え、気分はスッキリ


【内容】

好評の『子どもと若者のための認知行動療法ワークブック』『子どもと若者のための認知行動療法ガイドブック』(金剛出版)が、もっとわかりやすく・使いやすくなるためのシリーズ続篇。ポール・スタラードを迎えたセミナーをもとに、思春期・青年期に認知行動療法を試行するためのヒントや工夫がつまった、認知行動療法を学ぼうとする初学者にも、技術に磨きをかけたいベテランにもおすすめの一冊。

【目次】

第1部 レクチャーLecture―子どもと若者のための認知行動療法とは何かを知る(認知行動療法の成り立ち
認知行動療法の原則 ほか)
第2部 ワークショップWorshop―子どもと若者のために認知行動療法を使いこなす(子どもと若者のための認知行動療法の基本モデル
認知行動療法の効果研究 ほか)
第3部 ケース・カンファレンスCase Conference―子どもと若者のための認知行動療法の実際(不安障害の子どもと若者のための認知行動療法
ケース・カンファレンス1―心理相談室で強迫性障害に対応する ほか)
第4部 心理教育プログラムPsychoeducation Program―授業において認知行動療法を活用する(オリエンテーションおよび気持ち1
気持ち2「気持ちに触れ、表現してみよう!」 ほか)




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ササッとわかる「統合失調症」 (図解大安心シリーズ) [

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ササッとわかる「統合失調症」 (図解大安心シリーズ)

【内容】

早期の発見、治療で劇的に回復する!
薬だけに頼らない「心理社会的治療」の解説をはじめ、家族や周囲の接し方、社会復帰法までを、明快に解説!


【目次】

第1章 最新「統合失調症」を知ろう
●「統合失調症」ってどんな病気?
●統合失調症は、「遺伝」するのですか?
●「聞こえないはずの声」が聞こえてくる
●「やる気」がなくなって引きこもってしまう
第2章 統合失調症の「早期発見」と「早期治療」
●「薬」と「心理社会的治療」で治療していく
●治癒へのキーワード~「レジリアンス」「コーピング」「リカバリー」
●「薬」は「一生飲み続けなければならない」ものなのですか?
●治療の「ゴール」をどこに設定するのか
第3章 「統合失調症」と「社会」との関わり
●「家族」は、どのように接したらよいのか
●本人が「受診したがらない」場合、どうしたらよいのか
●「引きこもり」と統合失調症の関係
●「地域社会」の中でできる「リハビリテーション」とは


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認知症読本 発症を防ぎ、進行を抑え、地域で支える


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認知症読本 発症を防ぎ、進行を抑え、地域で支える

【内容】

認知症のケアには早期診断は勿論、生活習慣を工夫して症状の発現や進行を遅らせ生活の質(QOL)を維持することが重要である。本書では認知症専門クリニック(もの忘れ外来)で認知症に取り組む著者が、認知症の基礎知識や法的制度、芸術療法、認知症を予防する生活習慣などを症例と最近の研究動向を交えて詳説する。ケアマネジャーや介護福祉士など地域で認知症の患者さん・ご家族を支える方々、認知症に関心を持つ全ての方々に。

【目次】

第1章 認知症に悩む人たち―カルテから見る生活障害(認知症、もの忘れ、うつ症状
認知症の原因となる脳疾患 ほか)
第2章 認知症にどのように対応するか(アルツハイマー病は緩やかに進行する
進行を抑える生活の仕方 ほか)
第3章 認知症を地域で支える(介護保険制度
成年後見制度 ほか)
第4章 心理社会的治療法で生活の質を高める―芸術療法を中心に(心理社会的治療法の4つのタイプ
感情に働きかける音楽 ほか)
第5章 認知症の発症を予防する生活習慣(身体運動は全ての基礎
食は百薬の長 ほか)



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メタリックデコレーション

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メタリックデコレーション

【内容】

たとえばプリントアウトした画像を下絵とし、その上に両面テープを用いてメタリックヤーンの糸を貼り付けることにより、立体的な画面を作りだす全く新しいスタイルの手芸を考案。実例作品とともに具体的なやり方をまとめた一冊。針を使わないので年齢を問わず楽しめるのが大きな魅力。元々は、長期療養型病院で治療中の脳梗塞の後遺症で障害が残る患者の余暇の中で生まれたもの。



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トートラ解剖学 第2版

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トートラ解剖学 第2版


【内容】

「人体構造」を深く知ることは医学を学ぶ第一歩です。 そのために必須である解剖学の知識。肉眼解剖学・組織学・発生学から 臨床応用まで、解剖学の新しいスタンダードです。 簡潔な解説とエレガントなイラストはもとより 改訂により格段に増えた標本写真、顕微鏡写真 により基本事項を徹底理解することが出来ます。 理解の後に基本問題・応用問題をとくことで、 基礎医学試験に確実に対応できる実力を養成することができます。 今回の改訂点は 1骨格,付属肢骨格,体表解剖を「一覧」により短縮 2「臨床関連事項」の新規記載。 3細胞膜を通過するトランスポーター 4毛髪成長 5骨格筋の構造、神経と血管支配、筋発生 6感覚受容器 7腎機能、尿失禁、血液透析。 また新たな記事として, 1章「人体と疾病最新知見」2章「トランスサイトーシス」 5章「アンチエイジング療法」「日光による皮膚障害」 6章「骨成長因子と網状骨」9章「人工関節」 10章「等張性収縮と等尺性収縮」 17章「神経系の解剖学的・機能的構成」 20章「交感神経と副交感神経の比較」 などが盛り込まれています。


【目次】

1.序論 
2.細胞 
3.組織 
4.発生学
5.外皮系
6.骨 
7.軸骨格系 
8.付属骨格系
9.関節 
10.筋組織 
11.筋系 
12.表皮解剖
13.循環器系:血液 
14.循環器系:心臓 
15.循環器系:血管
16.リンパ系 
17.神経系 
18.脊髄と脊髄神経系
19.脳と脳神経系 
20.自律神経系 
21.体性感覚
22.特殊感覚 
23.内分泌系 
25.消化器系 
26.尿路系 
27.生殖


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精神療法面接の多面性―学ぶこと、伝えること

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精神療法面接の多面性―学ぶこと、伝えること

【内容】

専門家としての責任、理想と現実の妥協点を探ること、面接場面における対処の仕方など、実際の臨床現場からフィードバックされた有用な臨床知見が満載。

【目次】

精神科臨床の多面性
精神療法を学ぶこと、伝えること―一精神科医のライフサイクル
逆転移を通して学ぶ
昨今の青年期病像にみる意識と無意識
境界例―病態モデルと精神療法
境界例とのかかわり―「援助」という視点
強迫の精神病理と精神療法の展開
解離をめぐる問題の所在
精神療法家の訓練
患者から学ぶ―治療者の介入に対する患者のコメント


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発達障害の理解と支援を考える

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発達障害の理解と支援を考える (臨床心理学増刊 第 2号)

【内容】

発達障害臨床の第一人者たちによる、発達障害の正しい理解を適切な支援へと繋げるためのヒントが満載の必携・臨床ガイド。発達障害の診断と理解、ライフステージごとの子どもの育ちの把握、当事者・家族が悩み考えていることを理解したうえでの支援方法、そして多様な臨床アプローチ。各領域のスペシャリストたちの言葉を通じ、さまざまな臨床領域で出会う発達障害当事者・家族を支援するために臨床家にできることを探る。


【目次】

1 鼎談 発達障害の現在(鼎談 発達障害の現在
鼎談を終えて)
2 発達障害はどう理解できるのか(「発達障害」を「生活障害」として捉える
発達精神病理学的視点からみた広汎性発達障害 ほか)
3 発達障害を「育ち」から見る(関係障碍としての発達障碍
乳児期 ほか)
4 発達障害と生きる当事者と家族(発達障害を生きること
発達障害当事者研究 ほか)
5 発達障害にどう向き合うか(心を支援する
行為から支援する ほか)


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訪問診療・訪問看護のための在宅診療報酬Q&A〈2010‐11年版〉

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訪問診療・訪問看護のための在宅診療報酬Q&A〈2010‐11年版〉

【内容】

◆2010年4月の診療報酬改定に基づき全面的に内容を刷新した最新版です。Q&A数も大幅増!!

◆第1章では,在宅診療報酬の基礎を併算定マトリックス等の一覧表でわかりやすく解説。第2章では,在宅診療報酬に関する,算定・請求の実践に即した約700のQAを収録し,あらゆる疑問をズバリ解決!!

◆第3・4・5章で,介護保険・介護報酬の概要をわかりやすく解説。介護報酬・訪問看護療養費についての約300のQAも収録。在宅請求に関する様々な算定ケースの疑問が明快に解決します。医療機関,介護保険施設,訪問看護ステーションに必須の1冊です。

【目次】

第1章 在宅医療の診療報酬(解説を読む前に―在宅医療点数算定のコツ
医科・診療報酬点数表の構成と算定上の留意点 ほか)
第2章 在宅診療報酬Q&A(在宅医療
在宅患者診療・指導料 ほか)
第3章 介護保険・介護報酬の要点解説(介護保険制度の概要
介護報酬の算定 ほか)
第4章 介護保険Q&A(介護報酬算定時の医療、施設入所者の医療の算定方法を含む)(居宅サービス
介護予防サービス ほか)
第5章 訪問看護ステーションQ&A(医療保険)(訪問看護
介護保険の訪問看護 ほか)


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リハビリテーション栄養ハンドブック

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リハビリテーション栄養ハンドブック

【内容】

●「栄養ケアなくして,リハなし.リハなくして栄養ケアなし」.本書では,医師,看護師,理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,歯科医師,薬剤師、臨床検査技師,管理栄養士など多職種の執筆陣により,リハ効果を高めるための栄養知識をコンパクトにまとめた.
●サルコペニア(骨格筋減少症)の評価と介入に重点を置くとともに,実際の現場で役立てやすい,代表的な29疾患・障害のリハ栄養のポイントを収録.
●日本静脈経腸栄養学会のNST専門療法士は,2010年によりこれまでの対象職種である管理栄養士,看護師,薬剤師,臨床検査技師に加え,理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,歯科衛生士を追加.こうした現状を踏まえながらリハビリテーションと栄養との関連性の,注目されるエッセンスを簡潔にわかりやすく解説した.

【目次】

第1章─リハビリテーション栄養の考え方
 リハビリテーション栄養
 サルコペニア
 メッツと活動係数
 栄養不良とリハビリテーション
第2章─リハビリテーションの基本知識
 リハビリテーションとICF
 ADL・QOL
 身体障害者手帳・介護保険
 PT・OT・ST・MSWの業務
第3章─栄養の基本知識
 糖質の生化学
 脂質の生化学
 蛋白質の生化学
 微量栄養素の生化学
 運動栄養学
 飢餓時の代謝
 侵襲時の代謝
 悪液質
第4章─リハビリテーションで問題となる栄養不良
 筋力低下
 持久力低下
 摂食・嚥下障害
 病棟でのADL低下
 口腔・咀嚼機能障害
第5章─リハビリテーション栄養管理
 リハビリテーション栄養管理
 リハビリテーション栄養スクリーニング
 リハビリテーション栄養アセスメント
 リハビリテーション栄養ケアプラン
 リハビリテーション栄養モニタリング
第6章─リハビリテーション栄養と看護
 リハビリテーション看護
第7章─リハビリテーション栄養と薬剤・サプリメント
 主に筋肉源となるサプリメントについて
第8章─リハビリテーション栄養と検査
 リハビリテーション栄養における検査
第9章─リハビリテーション栄養と歯科
 口腔ケアの必要性
 義歯型装置による摂食・嚥下状態の改善
第10章─小児のリハビリテーション栄養
 小児のリハビリテーション栄養
第11章─術後早期リハビリテーション栄養
 術後早期リハビリテーション栄養
 ERASプロトコール
 経口補水療法
第12章─リハビリテーションNST
 リハビリテーションNST
 NST専門療法士
 チーム形態
第13章─在宅リハビリテーション栄養
 住宅訪問栄養食事指導,居宅療養管理指導(=訪問栄養指導)
 地域一体型NST
 NST・嚥下連絡票
第14章─主な疾患・障害のリハビリテーション栄養
 廃用症候群
 脳卒中
 頭部外傷
 脊髄損傷
 脳性麻痺
 パーキンソン病
 末梢神経障害
 筋萎縮性側索硬化症
 多発性筋炎・皮膚筋炎
 誤嚥性肺炎
 褥瘡
 肥満
 糖尿病
 大腿骨頸部骨折
 関節リウマチ
 SLE・強皮症
 変形性関節症
 がん
 終末期がん
 リンパ浮腫
 慢性閉塞性肺疾患
 慢性心不全
 肝不全
 慢性腎不全
 下肢切断
 熱傷
 認知症
 後期高齢者
 神経性食思不振症

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SSTテクニカルマスター―リーダーのためのトレーニングワークブック

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SSTテクニカルマスター―リーダーのためのトレーニングワークブック

【内容】

統合失調症のリハビリテーションとして導入されたSST(Social Skills Training)は、1994年から「入院生活技能訓練療法」として診療報酬にも組み込まれ、医療機関や社会復帰施設、作業所、さらには、司法・更正分野や学校教育現場など、さまざまな領域で効果的援助技法として浸透してきている。
本書は、SSTの基本訓練モデルをマスターし、ワークブック形式で、さらにそれを効果的に使うことを目指した一冊である。セッションを始める前に知っておくべきこと、アセスメントの重要性、ロールプレイの技法、宿題の効果的な実施方法、問題解決技能訓練の実践など、SSTを日々実践している方々が、もう一度初心に立ち戻り、やってきたことの意味を、図表、ワークシートを通して確認できるようになっている。
各分野のSSTリーダー、臨床心理士、精神科医、精神保健福祉士、看護師、作業療法士必携のハンドブック。

【目次】

序文 西園昌久/
1.SSTアセスメントのための行動分析入門 小山徹平/
2.ドライランをライブでどうアセスメントするか 舳松克代/
□コラム:アセスメントはどうしたらうまくなるのだろうー私の悪戦苦闘の日々 舳松克代/
3.ニーズに合った目標設定、動機づけを高めるセッションの導入 舳松克代・片柳光昭/
4.問題解決徹底理解&活用 小山徹平/□コラム:小山徹平/
5.般化を促す宿題設定 佐藤幸江/□コラム:SSTのリーダーの技能も過剰学習が重要! 佐藤幸江/□コラム
:週2回のセッションを体験して…… 佐藤幸江/
6.モジュールを正しく使うために 佐藤珠江/付録1/付録2/□コラム
:モジュールのリーダーを体験して 松浦彰久

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運動療法学テキスト


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運動療法学テキスト

【内容】

運動療法は,理学療法の中でも重要な位置を占め,整形外科疾患,中枢神経疾患,内部障害等,対象は広い.本書は,運動療法を理解する上に必要な運動と身体機能に重点を置き,姿勢変化が身体機能に及ぼす影響,運動が身体に及ぼす影響,運動時の各身体機能の調節等をわかりやすく解説し,基本的な運動療法の実践については「演習課題」にまとめた.

【目次】

第I部 運動療法総論
1 運動療法とは
 A 定義・歴史・目的・対象
  1 定義
  2 歴史
  3 目的
  4 対象
 B 運動の手段,方法
  1 力源による分類
   a.筋収縮の有無による分類
   b.実施者による分類
  2 筋収縮・弛緩相による分類
 C 運動療法の分類
  1 治療訓練
   a.個別的治療訓練(機能個別訓練)
   b.複合的運動療法(治療訓練)
  2 機能(統合)訓練(複合基本動作訓練)
 D 運動療法の特性と実施主体
  1 運動療法の特性
  2 実施主体
 E 運動療法の禁忌
  1 一般的禁忌事項
  2 禁忌事項(理学療法士が招く禁忌事項)
 F インフォームドコンセント(説明と同意)
  1 インフォームドコンセントとは
  2 インフォームドコンセントの歴史
   a.始まりは米国
   b.日本では
  3 インフォームドコンセントの原則
  4 インフォームドコンセントが困難な場合
  5 インフォームドコンセントの実際

2 運動の必要性と効果
 A 運動の必要性
  1 運動が生理機能に及ぼす影響
   a.運動は筋収縮によって起こる
   b.運動と生理機能との関係
  2 生理機能面からみた運動の必要性
 B 運動の効果
  1 運動の効果
   a.自覚的効果
   b.他覚的効果
  2 二次的障害の予防
   a.二次的障害とは
   b.廃用症候群
   c.過用症候群
   d.誤用症候群

3 運動療法の順序
 A 運動療法の開始
  1 開始の基準
 B 運動療法と姿勢変換
  1 姿勢変換と循環調節
  2 姿勢・動作の選択
 C 運動療法の進め方と内容
  1 抗重力位姿勢への変換
  2 筋収縮を伴う運動
   a.筋力増強
   b.持久力・持久性向上
   c.運動の協調性改善
   d.神経筋再教育
  3 筋収縮を伴わない運動
  4 基本動作とADL
  5 補装具の検討と活用

4 実習1:リラクセーションテクニック
 A ストレスとリラクセーション
 B リラクセーションの評価
 C リラクセーションテクニック
  1 リラクセーションテクニックの共通性
  2 呼吸法
  3 漸進的弛緩法
  4 自律訓練法
  5 ストレッチング
  6 身体運動
  7 バイオフィードバック
  8 マッサージ
  9 その他

5 トレーニングの基礎的原理
 A 安全管理
  1 対象者(患者)情報の把握
  2 実施場所
   a.ベッドサイド(急性期)
   b.ベッドサイド(その他)
   c.運動療法室
 B ストレスと適応
  1 ストレス学説
  2 全身適応症候群
  3 特異的要求と特異的反応
 C トレーニングの基礎理論
  1 過負荷の原則
  2 個別性の原則
  3 漸進性の原則
  4 継続性の原則
  5 自覚性の原則
  6 超回復
 D 運動処方

第II部 運動のメカニズムと基本的運動療法
運動器系の基礎と運動療法(1)

6 関節の機能と障害
 A 骨の構造と機能
  1 骨の発生様式
   a.膜内骨化
   b.内軟骨性骨化
  2 骨の肉眼的構造
  3 骨の組織構造
  4 骨の血管
  5 骨の代謝
  6 骨の支配神経
  7 骨の細胞外基質
  8 骨膜と骨内膜
  9 骨形成
 B 骨の細胞成分
  1 骨の細胞
   a.骨芽細胞
   b.骨細胞
   c.破骨細胞
  2 骨の再構築(リモデリング)
 C 軟骨の構造と機能
  1 軟骨の構造
  2 軟骨の成長
  3 軟骨の機能
 D 骨,軟骨の障害と修復
  1 骨の維持と修復
  2 骨折の治癒過程(骨の修復)
   a.炎症期
   b.修復期
   c.再造形期(骨改変期)
  3 骨折の種類
   a.原因による分類
   b.外力の方向による分類
 E 関節の機能と障害
  1 関節の構造と機能(結合織を含む)
   a.関節の分類
  2 身体とてこ機構
  3 身体の面と運動軸
  4 関節の種類
  5 関節の動き
  6 関節の構造
   a.骨格筋の付着部
   b.靱帯
   c.関節唇
   d.関節円板と関節半月(半月板)
 F 四肢の動きと関節運動
  1 関節運動の種類
  2 凹凸の法則
   a.凹の法則
   b.凸の法則
 G 関節の障害と対策
  1 関節可動域(ROM)制限因子と最終域感
  2 関節拘縮と関節強直
  3 関節拘縮の分類
  4 障害予防の対策

7 関節可動域訓練
 A 関節可動域訓練とは
  1 関節可動域訓練の目的と意義
  2 関節可動域訓練に用いる運動
 B 維持を目的とした関節可動域訓練
  1 維持を目的とした関節可動域訓練の種類
   a.他動的関節可動域訓練
   b.自動介助的関節可動域訓練
   c.自動的関節可動域訓練
  2 関節可動域訓練の基本
  3 関節可動域訓練の禁忌および注意点
   a.禁忌
   b.注意点
 C 改善を目的とした関節可動域訓練(伸張訓練)
  1 関節可動域制限
   a.他動的関節可動域制限
   b.自動的関節可動域制限
  2 拘縮と強直
   a.拘縮
   b.強直
  3 改善を目的とした関節可動域訓練(伸張訓練)
  4 関節構成体(関節包,靱帯)が原因の拘縮に対する伸張訓練
   a.関節の位置
   b.関節包内運動
   c.伸張訓練の基本
  5 関節周囲(筋,腱,皮膚など)の軟部組織が原因の拘縮に対する伸張訓練
   a.他動的伸張訓練
   b.他動的伸張訓練の基本(徒手による伸張訓練の場合)
   c.自動的伸張訓練
  6 伸張訓練の禁忌および注意点
   a.禁忌
   b.注意点

8 実習2:運動療法による関節可動域の維持と改善
 A オリエンテーション
  1 オリエンテーションの目的と意義
  2 オリエンテーションのポイント
 B 維持を目的とした関節可動域訓練の実際
  1 他動的関節可動域訓練
   a.理学療法士による他動的関節可動域訓練
   b.患者による他動的関節可動域訓練
   c.機器による他動的関節可動域訓練
 C 改善を目的とした関節可動域訓練(伸張訓練)
  1 理学療法士による他動的伸張訓練
   a.関節構成体(関節包,靱帯)が原因の拘縮に対する伸張訓練
   b.関節周囲(筋,腱,皮膚など)の軟部組織が原因の拘縮に対する伸張訓練
   c.器械器具を用いた伸張訓練(長時間伸張法)

運動器系の基礎と運動療法(2)
9 筋の機能と障害
 A 骨格筋の構造と機能
  1 骨格筋の構造
   a.筋線維
   b.筋膜
   c.骨格筋線維タイプ
   d.興奮収縮連関
   e.筋紡錘と腱紡錘
 B 筋収縮の種類
  1 等尺性収縮
  2 等張性収縮
  3 等速性収縮
 C 筋の損傷と修復
  1 筋線維の壊死
  2 筋の修復
 D 筋萎縮
  1 定義
  2 原因
  3 構造と機能の変化
  4 運動療法の注意点
 E 筋出力と疲労
 F 神経障害分類別筋出力と維持・増強効果
  1 中枢神経障害
   a.脳損傷
   b.脊髄損傷
  2 末梢神経障害
  3 神経筋接合部障害

10 筋力増強訓練
 A 筋力増強訓練の目的
 B 筋力増強訓練の効果
  1 筋力を決定する因子
   a.形態要因(筋肥大)
   b.神経要因
  2 筋力増強のメカニズム
 C 筋力増強訓練の基本原則
  1 過負荷の原則
   a.運動の強度
   b.運動の持続時間
   c.運動の頻度
   d.運動の期間
  2 特異性の原則
 D 筋力に影響を及ぼす因子
  1 筋断面積
  2 筋形状
  3 筋線維のタイプ
  4 性差
  5 年齢
  6 筋の長さ
   a.長さ-張力曲線
  7 関節角度
  8 運動速度
  9 中枢神経系の興奮水準(覚醒状態,かけ声効果など)

11 疼痛
 E 筋力増強訓練の各種方法論
  1 等張性運動による筋力増強
   a.漸増抵抗運動
   b.漸減抵抗運動
  2 等尺性運動による方法
   a.ヘッティンガー,ミューラーらの方法
   b.ローズ法(短時間最大運動)
  3 等速性運動による方法
 F 筋力増強訓練実施上の留意事項
  1 確実な効果を得るために
  2 安全に実施するために

11 実習3:運動療法による筋力の維持と増強
 A 情報収集
  1 安全管理
  2 準備
 B 評価
  1 徒手筋力テスト
  2 視診,触診
  3 四肢周径の計測
  4 問診,動作観察
  5 筋力測定機器
 C 訓練の実施
  1 等尺性運動による筋力増強訓練の実習
  2 等張性運動による筋力増強訓練の実習
  3 等速性運動による筋力増強訓練の実習
  4 閉鎖性運動連鎖(CKC)による筋力増強訓練の実習

12 筋持久力増強訓練
 A 筋持久力とは
  1 理学療法における筋持久力
  2 瞬発力と筋持久力
  3 全身持久力と筋持久力
 B 筋持久力を決定する要因
  1 筋内の貯蔵エネルギー源
  2 筋への酸素運搬能力,筋酸素摂取量
  3 神経系の機能
 C 筋持久力に影響を与える因子
 D 筋持久力の評価
  1 パフォーマンスを用いる方法
   a.静的筋持久力
   b.動的筋持久力
  2 測定機器を用いる方法
 E 筋持久力増強訓練
  1 訓練の原則
   a.過負荷の原則
   b.特異性の原則
   c.継続性の原則
  2 訓練の実際
   a.負荷の大きさ
   b.負荷時間
   c.負荷頻度
 F 筋持久力増強訓練によって起こる骨格筋の変化
 G 病院や施設における筋持久力増強訓練
 H 健常者における筋持久力増強訓練

運動器系の基礎と運動療法(3)
13 協調性運動:神経系の機能と障害
 A 中枢神経と末梢神経
  1 中枢神経の構造と機能
   a.脳
   b.脊髄
  2 末梢神経の構造と機能
   a.体性神経系
   b.主要な脊髄神経
   c.自律神経系
 B 随意運動と不随意運動
  1 上位運動ニューロン
  2 下位運動ニューロン
  3 運動の制御中枢
 C 自律神経系の働き
  1 自律神経系の作用
  2 運動と自律神経活動
 D 運動の学習
 E 神経の損傷と修正
  1 末梢神経損傷
   a.一過性神経伝導障害
   b.軸索断裂
   c.神経断裂
  2 自律神経の障害
  3 中枢神経損傷

14 協調性訓練
 A 協調運動とは
 B 協調運動にかかわる各器官の機能と役割
  1 感覚入力
  2 運動出力と調節
 C 運動制御・学習における神経生理学的メカニズム
  1 小脳における知覚-運動学習
  2 小脳によるフィードフォワード運動制御
 D 臨床でみられる障害像の分類とその特徴
  1 協調性に影響を与える要因
   a.神経系の病理的変化
   b.求心情報の低下・欠如
   c.筋力低下,筋緊張異常
   d.関節の機械的障害
   e.疼痛,スパズム
 E 協調性訓練:理学療法による介入
  1 視覚代償による訓練
   a.フレンケル体操
  2 固有受容器を刺激する訓練
   a.弾性緊迫帯
   b.重錘負荷
   c.PNF(固有受容性神経筋促通法)
   d.動的関節制動訓練(DYJOC)
  3 運動学習を基盤とする訓練

運動の全身的影響と運動療法(1)
15 運動と呼吸
 A 呼吸器系の働き
  1 胸郭の構造
  2 呼吸筋
   a.安静時呼吸筋
   b.深呼吸,努力性呼吸筋
  3 呼吸の目的
  4 肺の呼吸機能
   a.換気(第一の要素)
   b.拡散(第二の要素)
   c.肺循環(第三の要素)
  5 呼吸器と呼吸運動
  6 肺と換気
   a.肺気量分画
   b.肺活量と残気量
   c.換気量と換気率
   d.1秒量と1秒率
   e.ガス交換のしくみ
   f.呼吸商
  7 腹式呼吸と胸式呼吸
  8 呼吸と姿勢など
 B 呼吸運動の調節
  1 呼吸の神経性調節
  2 呼吸の化学的調節(O2,CO2の影響)
  3 呼吸における訓練効果
 C 運動と呼吸調節
  1 化学的緩衝系
  2 肺による緩衝系
  3 腎による緩衝系
  4 代謝性・呼吸性アシドーシス
  5 代謝性・呼吸性アルカローシス
  6 運動の種類と換気量
 D 運動時の酸素摂取
   a.酸素消費量
   b.酸素摂取量と心拍数の関係
   c.運動時の酸素需要量と酸素摂取量
   d.酸素負債と定常状態
   e.酸素消費量と換気
 E 運動が呼吸に及ぼす影響

16 呼吸訓練
 A 基本的な呼吸機能障害と運動療法
  1 呼吸機能の障害とは?
  2 基本的な呼吸機能障害
  3 必要な運動療法
   a.換気が不十分な場合
   b.ガス交換機能が不十分な場合
 B 呼吸パターン
 C 評価の視点

17 実習4:運動療法による呼吸障害の改善
 A 腹式呼吸と口すぼめ呼吸
  1 腹式呼吸
  2 口すぼめ呼吸
 B 呼吸筋トレーニング
  1 吸気筋のトレーニング
  2 呼気筋のトレーニング
 C シルベスター法

運動の全身的影響と運動療法(2)
18 運動と循環
 A 循環器系の働き
  1 酸素の運搬と心機能
  2 加齢と不動の影響
   a.加齢の影響
   b.安静臥床の影響
  3 循環器系の調節
   a.受容体と求心性神経経路
   b.心臓中枢
   c.遠心性神経経路
   d.効果器
   e.体温
  4 心拍動とその調節
   a.心臓の自律性
   b.自律神経
   c.種々の心臓反射
   d.体液性調節
  5 血圧とその調節
 B 運動と循環調節
  1 運動と心拍数
   a.運動強度と心拍数の関係(フィックの式)
   b.運動に対する心拍数の経過
  2 運動時の循環動態
   a.心拍数の変動
   b.心拍出量の変動
   c.血流配分
   d.血圧の変動
   e.加齢と不動の影響

19 全身調整訓練(1) 運動と循環
 A 起立の意義を考える
  1 全身調整訓練
  2 心理的効果
  3 循環器系への刺激
  4 腎機能への効果
  5 呼吸機能への効果
  6 筋,骨,関節,皮膚への効果
 B 起立性低血圧の定義
  1 低血圧と起立性低血圧
  2 低血圧と起立性低血圧の分類
  3 体位変換試験
  4 起立性低血圧を引き起こす要因
   a.高血圧症
   b.糖尿病
   c.薬剤
   d.神経疾患
   e.食後
 C 起立不能な人をどうやって立位あるいは歩行させるか
  1 前処置
  2 ギャッチベッドによる座位
  3 ティルトテーブル(斜面台)
  4 装具・ハーネス使用

20 実習5:姿勢変化と生体反応の実際
 A 全身調整ティルトテーブルの使用方法と対象
  1 使用方法
  2 対象
 B ティルトテーブルによる起立負荷
  1 緊迫帯・腹帯の影響
  2 血圧と心拍数の測定
   a.器具
   b.手順
 C ギャッチアップベッドを用いた段階的座位負荷
  1 血圧と心拍数の測定
   a.器具
   b.手順
 D 長下肢装具を用いた起立・歩行訓練
   a.器具
   b.手順

運動の全身的影響と運動療法(3)
21 運動とエネルギー代謝
 A 運動とエネルギー
  1 栄養素
   a.糖質
   b.脂質
   c.蛋白質
  2 代謝経路
   a.ATP-CP経路
   b.解糖系
   c.有酸素系
  3 エネルギー代謝
   a.基礎代謝量
   b.安静時エネルギー代謝
   c.労作時エネルギー代謝,エネルギー代謝率,代謝当量
 B 運動形態とエネルギー代謝
  1 運動の種類
  2 運動時間とエネルギー供給機構
 C 持久的運動
  1 持久力の概念
  2 持久力と疲労
  3 持久力増強訓練(強さ・時間・変化[頻度])

22 運動と物質代謝
 A 水分・電解質代謝
  1 運動時の水分および電解質代謝のしくみと動態
  2 運動時の体温調節と発汗
   a.熱放散の手段
   b.運動時の体温調節
  3 運動時の脱水と水分補給
  4 運動時の腎機能
  5 発汗と自律神経機能
 B 運動と糖質・脂質・蛋白代謝
  1 運動時の糖質代謝
  2 運動時の脂質代謝
  3 運動時の蛋白代謝

23 全身調整訓練(2) 運動と代謝
 A 運動に対する生体反応
  1 心拍数
  2 心拍出量
   a.1回拍出量
   b.分時拍出量
  3 トレーニング効果(運動継続による心拍,心拍出量の変化)
  4 血圧
   a.運動が血圧に及ぼす影響
  5 呼吸
   a.換気量(VE)
   b.酸素摂取量(VO2)
   c.最大酸素摂取量(VO2 max)
  6 SpO2
 B 運動の種類による生体反応の違い
  1 静的運動
   a.静的運動(等尺性収縮)のメリット
   b.静的運動のデメリット
  2 動的運動
   a.動的運動(等張性・等速性収縮)のメリット
   b.動的運動のデメリット
 C 運動としての歩行
  1 全身調整訓練
   a.有酸素運動としての歩行
   b.心拍数を指標とした運動強度
  2 歩行を取り入れた運動療法の効果
   a.歩行の運動処方(有酸素運動として)
  3 疲労
   a.筋疲労の原因
 D 起立の意義
   a.安静(長期臥床)が及ぼす害
   b.安静の害の予防法

24 実習6:運動療法による持久力の維持と改善
 A 歩行(トレッドミル)による運動療法
  1 トレッドミル歩行の特徴
   a.メリット
   b.デメリット
  2 運動開始前のメディカルチェック
  3 運動中止基準
  4 歩行による全身持久力向上を目的とした運動処方
 B エルゴメータでの生体反応(上肢,下肢の違い)
  1 エルゴメータの特徴
  2 上肢エルゴメータと下肢エルゴメータの生体反応の相違

第III部 複合的な運動療法
25 疾患別の運動療法(治療体操)
 A 姿勢保持改善に対する体操
  1 ウィリアムス体操(腰痛)
   a.概念
   b.目的
   c.ウィリアムスの姿勢体操
   d.その他
  2 ベーラー体操(脊椎圧迫骨折)
   a.概念
   b.目的
   c.ベーラー体操
   d.その他
  3 クラップ体操(脊柱側彎症)
   a.概念
   b.目的
   c.クラップ体操
   d.その他
 B 失調改善に対する体操
  1 フレンケル体操(失調症)
   a.概念
   b.目的
   c.フレンケル体操
   d.その他
 C 末梢血管障害改善に対する体操
  1 バージャー体操(下肢末梢循環障害)
   a.概念
   b.目的
   c.バージャー体操
 D 肩障害改善に対する体操
  1 コッドマン体操(肩関節周囲炎)
   a.はじめに
   b.概念
   c.その他

26 神経筋再教育
 A 神経筋再教育とは
  1 定義
  2 治療の主眼
  3 原理および方法
  4 神経筋再教育に必要な基本的条件
 B 神経生理学的アプローチ
  1 定義
  2 神経生理学的アプローチの共通性
  3 促通と抑制
   a.促通
   b.抑制
  4 諸家の理論
 C 固有受容性神経筋促通法
  1 基本的な考え方
  2 固有受容器とは
  3 治療手技
   a.PNF運動パターン
   b.PNF運動開始肢位
   c.筋の伸張
   d.抵抗と用手接触
   e.関節の牽引と圧縮
   f.正常なタイミング
   g.口頭指示と視覚刺激
   h.特殊テクニック
 D ボバース概念
  1 基本的な考え方について
  2 治療原則
 E 神経生理学的アプローチの理論と課題について

27 水中運動療法
 A 水の特性
  1 浮力
  2 水圧
   a.静水圧
   b.動水圧・抵抗
 B 水中運動の運動生理学
  1 安静時の身体変化
  2 運動時の身体変化
 C 水中での姿勢・運動制御
  1 姿勢制御
  2 運動制御
   a.運動感覚への影響
   b.運動単位の活動様式への影響
 D 水中運動療法の目的と効果
  1 水中運動療法とは
  2 水中運動療法の効果
  3 適した環境
   a.設備
   b.水の温度,室温
  4 運動時間と頻度
  5 適応
  6 運動処方時の注意,リスク管理
 E 水中運動療法の具体的方法論
  1 筋力トレーニング
  2 水中歩行,走行
  3 ハリヴィック法
  4 バード-ラガツ法(水中PNF)
  5 ワッツ法(WATSU:water shiatsu 法)

第IV部 機能(統合)訓練
28 機能(統合)訓練の位置づけ
 A 運動療法
  1 運動療法の機能別分類
   a.治療訓練
   b.機能(統合)訓練
  2 機能(統合)訓練の位置づけ
 B 機能(統合)訓練
  1 機能(統合)訓練
  2 機能(統合)訓練の原則
   a.基本動作における運動パターンと機能(統合)訓練の原則
   b.代償運動
  3 機能(統合)訓練の基礎的運動練習
   a.マット上での運動練習
   b.車いす(あるいは車いす駆動)運動練習
   c.歩行
   d.機能(統合)訓練の各相とADL
  5 機能(統合)訓練の実際
   a.臥位基本動作
   b.起座基本動作
   c.座位,膝立ち保持基本動作
 C 座位移動,四つ這い移動
 D 起立基本動作
  1 他動的起立
  2 介助による起立(介助)
  3 自動的起立
 E 立位保持基本動作(立位バランスの獲得)
 F 歩行基本動作
  1 平行棒内歩行
  2 平行棒外歩行
  3 階段昇降
  4 応用歩行
  5 機能(統合)訓練とADLの関係
   a.運動と動作
   b.機能(統合)訓練の運動練習項目
   c.機能(統合)訓練とADLの関係
 G ADL
  1 ADLプログラムの目的
  2 ADLの指導

29 障害別機能(統合)訓練(1) 片麻痺
 A 脳血管障害の病型
  1 脳内出血
  2 脳梗塞
  3 クモ膜下出血
 B 脳血管障害の主な症状
  1 運動障害
  2 感覚障害
  3 意識障害
  4 筋緊張の異常
  5 言語障害
  6 摂食・嚥下障害
  7 失認
  8 失行
  9 排尿・排便障害
 C 理学療法における主な評価
  1 理学療法評価前の事前情報収集
   a.処方箋から
   b.病棟カルテから
   c.患者への挨拶と情報収集から
  2 理学療法評価
   a.バイタルサイン
   b.症状の総合的評価
   c.運動機能検査
   d.感覚検査
   e.関節可動域(ROM)テスト
   f.筋緊張
   g.四肢長,周径
   h.バランス
   i.失行,失認,失語,注意,記憶,見当識などの高次脳神経検査
   j.基本的姿勢・動作の評価,ADL・APDL評価
 D 運動療法の基本的考え方
  1 発症後早期リハビリテーション中のリスクおよび注意
  2 廃用症候群の予防
   a.良肢位保持
   b.関節可動域訓練
   c.体位変換,褥瘡予防
   d.筋力トレーニング
   e.呼吸循環機能トレーニング
   f.精神活動活性化
  3 日常生活活動(ADL),日常生活関連動作(APDL)訓練
  4 基本的姿勢,動作訓練
  5 喪失した運動機能の回復(麻痺側機能回復トレーニング)
 E 片麻痺者の基本的姿勢動作訓練の考え方
  1 訓練の知識の調整
  2 訓練の難易度調整
  3 訓練結果の調整

30 実習7:片麻痺者の基本的動作訓練
 A 片麻痺者の基本的姿勢,動作訓練の実際
  1 ベッド上での移動
  2 寝返り(背臥位から側臥位へ)
   a.麻痺側への寝返り
   b.非麻痺側への寝返り
  3 起き上がり(ベッド上)
  4 ベッドでの座位
  5(ベッドやいすからの)立ち上がり
  6 床からの立ち上がり(数例のみあげる)
  7 立位
  8 移乗(車いすとベッド間の移乗)
  9 車いす駆動(普通型の車いすを使用)
□10 歩行

31 障害別機能(統合)訓練(2) 対麻痺・四肢麻痺
 A 対麻痺,四肢麻痺者の疫学
 B 随伴症状と合併症
  1 自律神経障害について
  2 随伴症状
   a.運動障害
   b.感覚障害
   c.呼吸障害
   d.循環器障害
   e.消化器障害
   f.自律神経過反射(自律神経過緊張反射)
   g.体温調節障害
   h.膀胱・直腸障害
  3 合併症
   a.褥瘡
   b.関節拘縮
   c.疼痛
 C 評価(四肢麻痺者と対麻痺者の分類)
  1 身体的評価
   a.理学療法評価
   b.フランケルの分類
   c.ザンコリーの分類
   d.ASIAの評価および機能障害スケール
   e.その他
  2 社会的評価
 D 運動療法の流れ
  1 急性期
   a.四肢麻痺者の急性期(受傷後から3ヵ月)
   b.対麻痺者の急性期(受傷から2週間)
  2 回復期
  3 慢性期
 E 対麻痺,四肢麻痺者の運動特性について
  1 髄節別運動機能の特徴
  2 慢性期以降の二次的合併症について

32 実習8:対麻痺・四肢麻痺者の基本的動作訓練
 A ベッド上動作
  1 寝返り
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
  2 起き上がり
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
  3 座位
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
  4 プッシュアップ
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
 B 移乗動作
  1 車いすとベッド間の移乗
   a.対麻痺者の動作(側方からの移乗)
   b.四肢麻痺者の動作(正面からの移乗)
 C 車いす操作
  1 車いす駆動に必要な機能
  2 車いす駆動動作
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
  3 車いす駆動の指導方法
   a.キャスター上げ(介助方法も含む)
   b.段差移動(介助方法も含む)
  4 歩行

参考文献

索引

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摂食・嚥下リハビリテーションの全体像

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摂食・嚥下リハビリテーションの全体像

【内容】

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●コンテンツはほぼ分野ごとに1冊の書籍としてまとめられており,本書はこのうち「第1分野 摂食・嚥下リハビリテーションの全体像」で,リハビリテーション総論,摂食・嚥下の解剖・整理,摂食・嚥下障害の原因と病態について解説しています.


【目次】

シリーズ刊行に寄せて
 緒言
 本書をお読みになる前に
 eラーニング受講方法

§1 総論
 1 リハビリテーション医学総論(才藤栄一)
  1:はじめに
   Chapter1 はじめに
  2:リハビリテーション医学とは
   Chapter2 リハビリテーションという用語について
   Chapter3 リハビリテーション医学の特徴
   Chapter4 リハビリテーション医学の中心領域
   Chapter5 リハビリテーション医学の対象臓器系と関連科
   Chapter6 障害の階層
   Chapter7 International Classification of Functioning,Disability and Health;ICF
  3:システムとしての解決
   Chapter8 リハビリテーション医学はシステム的解決を目指す
   Chapter9 システムとしての解決とは
   Chapter10 システムとしての解決とは(その2)
   Chapter11 リハビリテーションチーム
   Chapter12 摂食・嚥下リハビリテーションチーム
  4:多面的対応
   Chapter13 障害者の医学的管理―生活に必要な臓器系の問題に対処する
   Chapter14 活動-機能-構造連関―機能,構造と活動性の強い関係性
   Chapter15 治療的学習―新行動を学ぶ
   Chapter16 支援システム―支援システムを活用する
   Chapter17 まとめ
 2 摂食・嚥下のリハビリテーション総論(椿原彰夫)
  Chapter1 摂食・嚥下,摂食・嚥下障害とは何か?
  Chapter2 摂食・嚥下障害と「正常」との境界は存在するのか?
  Chapter3 摂食・嚥下障害の治療目的
  Chapter4 急性期からのリハビリテーション
  Chapter5 回復期における摂食・嚥下リハビリテーションの体系
  Chapter6 直接訓練のみが摂食・嚥下リハビリテーションではない
  Chapter7 摂食・嚥下リハビリテーションにはチーム医療が重要!
  Chapter8 回復期における摂食・嚥下リハビリテーションの戦略
  Chapter9 摂食機能療法の効果に関する多施設共同研究
  Chapter10 生活期にある患者の状態は常に一定ではない!
§2 解剖・生理
 3 構造(解剖)(依田光正)
  Chapter1 摂食・嚥下に関係する器官の位置関係
  Chapter2 口腔
  Chapter3 補講・歯の構造について(下堂薗 恵)
  Chapter4 舌
  Chapter5 舌筋群
  Chapter6 咀嚼筋群
  Chapter7 唾液腺
  Chapter8 咽頭
  Chapter9 咽頭筋群
  Chapter10 咽頭筋内層と口蓋の筋群
  Chapter11 喉頭
  Chapter12 舌骨
  Chapter13 舌骨筋群
  Chapter14 食道
   参考 筋の起始と停止(馬場 尊)
 4 機能(生理)(下堂薗 恵)
  Chapter1 摂食・嚥下の過程
  Chapter2 先行期―摂食行動の誘因と行動発現
  Chapter3 口唇の運動―口唇によるとり込み
  Chapter4 顎運動―開口と閉口,咀嚼運動
  Chapter5 唾液の生理
  Chapter6 舌の感覚
  Chapter7 嚥下運動
  Chapter8 嚥下運動に関与するおもな咽頭,喉頭の筋肉
  Chapter9 嚥下に関係する運動神経とおもな筋の働き
  Chapter10 嚥下に関係する感覚神経の働き
  Chapter11 嚥下反射の中枢機構
  Chapter12 摂食・嚥下や関連運動の神経機構
 5 嚥下モデル:4期モデル・プロセスモデル(松尾浩一郎)
  Chapter1 4期モデルとプロセスモデルの違いについて
  Chapter2 4期モデルについて
  Chapter3 プロセスモデルについて
  Chapter4 プロセスモデルの各期について
  Chapter5 プロセスモデルと4期モデルの比較
  Chapter6 第2期移送(stage II transport)
  Chapter7 液体と固体同時摂取時の食物の咽頭への進入様式
   参考 5期モデルの各ステージについて
§3 原因と病態
 6 摂食・嚥下各期の障害(薛 克良)
  Chapter1 先行期の障害
  Chapter2 準備期の障害
  Chapter3 口腔期の障害
  Chapter4 咽頭期の障害
  Chapter5 食道期の障害
 7 原因疾患(脳卒中)(藤島一郎)
  Chapter1 摂食・嚥下障害の原因
  Chapter2 脳卒中(stroke)とは?
  Chapter3 脳卒中の症状
  Chapter4 脳卒中急性期の摂食・嚥下障害
  Chapter5 脳卒中の摂食・嚥下障害:頻度,タイプなど
  Chapter6 一側性大脳病変による摂食・嚥下障害 意識障害を伴う場合
  Chapter7 意識障害を伴わない一側性大脳病変
  Chapter8 仮性球麻痺と球麻痺の病変部位とおもな特徴
  Chapter9 延髄以外の脳幹病変
  Chapter10 仮性球麻痺のVE,VF
  Chapter11 Wallenberg(ワレンベルグ)症侯群
  Chapter12 球麻痺のVE,VF
  Chapter13 延髄病変の型
 8 原因と病態:神経筋疾患(野園子)
  Chapter1 神経筋疾患の摂食・嚥下障害の出現様式による分類
  Chapter2 急速に進行するタイプのポイント
  Chapter3 緩徐に進行するタイプのポイント
  Chapter4 摂食・嚥下障害が変動するタイプのポイント
  Chapter5 筋萎縮性側索硬化症(ALS)とその摂食・嚥下障害
  Chapter6 呼吸不全と摂食・嚥下障害の経時的変化
  Chapter7 ALSの摂食・嚥下障害
  Chapter8 Parkinson病(PD)の摂食・嚥下障害
  Chapter9 Parkinson病の摂食・嚥下障害
  Chapter10 Parkinson病治療薬の副作用と摂食・嚥下障害
  Chapter11 Wearning offのある場合のL-dopa(レボドバ)食前服用と食後服用
  Chapter12 Duchenne型筋ジストロフィーとその摂食・嚥下障害
  Chapter13 Duchenne型筋ジストロフィー(DMD)の摂食・嚥下障害
  Chapter14その他の主要な神経筋疾患の摂食・嚥下障害
 9 頭頸部癌による嚥下障害(藤本保志)
  Chapter1 頭頸部癌
  Chapter2 頭頸部癌による嚥下障害
  Chapter3 放射線治療による嚥下障害(その1)
  Chapter4 放射線治療による嚥下障害(その2)
  Chapter5 手術後の嚥下障害の特徴
  Chapter6 口腔癌の嚥下障害
  Chapter7 舌半切後の手術野
  Chapter8 遊離組織移植
  Chapter9 進行した舌癌の切除
  Chapter10 中咽頭癌の切除
  Chapter11 喉頭癌/下咽頭癌治療と嚥下障害(その1)
  Chapter12 喉頭癌/下咽頭癌治療と嚥下障害(その2)
  Chapter13 喉頭癌/下咽頭癌治療と嚥下障害(その3)
  Chapter14 手術後嚥下障害への対応
 10 加齢と摂食・嚥下機能(植松 宏)
  Chapter1 はじめに
  Chapter2 高齢者の食欲低下
  Chapter3 高齢者に多い窒息事故
  Chapter4 高齢者に多い誤嚥性肺炎
  Chapter5 生理的変化と病的変化
  Chapter6 加齢と味覚,加齢と嗅覚
  Chapter7 咀嚼機能と摂食・嚥下機能
  Chapter8 口腔の加齢変化
  Chapter9 加齢による喉頭の下降
  Chapter10 加齢の咽頭期への影響
  Chapter11 加齢による食道の変化
  Chapter12 加齢と呼吸パターン
 11 摂食・嚥下に影響する要因(小口和代)
  Chapter1 はじめに―摂食・嚥下に影響を及ぼすもの
  Chapter2 意識と嚥下
  Chapter3 意識レベルの評価(Japan Coma Scale)
  Chapter4 意識障害の原因(1)
  Chapter5 意識障害の原因(2)
  Chapter6 薬剤の副作用
  Chapter7 摂食・嚥下機能を改善する薬剤
  Chapter8 気管カニューレ
  Chapter9 気管カニューレの使用目的
  Chapter10 気管カニューレの種類
  Chapter11 気管カニューレの摂食・嚥下機能への影響
  Chapter12 経鼻経管栄養チューブの摂食・嚥下機能への影響
 12 合併症(誤嚥性肺炎・窒息・低栄養・脱水)(藤谷順子)
  Chapter1 誤嚥と肺炎
  Chapter2 肺炎を起こす誤嚥
  Chapter3 肺炎の症状と診断
   参考 誤嚥性肺炎と嚥下性肺炎
  Chapter4 参考:嚥下性肺疾患診断フローチャート
  Chapter5 発熱を認めた場合の鑑別診断
  Chapter6 誤嚥性肺炎の予防
  Chapter7 窒息を起こす食物・場面
  Chapter8 窒息時の処置
  Chapter9 窒息が疑われた際の対応
  Chapter10 栄養の重要性
  Chapter11 脱水の危険とその把握
  Chapter12 脱水の所見と対策

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実践!リハビリテーション看護―脳卒中を中心に

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実践!リハビリテーション看護―脳卒中を中心に

【内容】

リハビリテーション看護に関する最新の知見や、退院調整・地域連携についても解説。写真やイラスト、事例をさらに充実させ、臨床でも役立つ「実践のコツ・ワザ」も満載

【目次】

口絵 リハビリテーション看護の基本
 まずは基本を押さえよう!  
  脳卒中の回復過程の理解
 こんなときどうする?
  正しい「体位(ポジショニング)」の理解
 どう進める?
  ベッドサイドでのROM訓練

PART 1 リハビリテーション看護とは
 リハビリテーション看護って何だろう?
 アドボカシーって何だろう?
「障害受容」ってどういうこと?
 脳卒中ってどんな疾患?
 高次脳機能障害を理解しよう
 ナースが行う呼吸を助ける援助
 
PART 2 日常生活援助の技術
 自由に動きたい
 食事はおいしく楽しく食べたい
 排泄はトイレでしたい
 お風呂に入っていさっぱりしたい
 おしゃれを楽しみたい
 心身ともにリラックス!
 私の思いを伝えたい
 私は私らしくありたい

PART 3 リハビリテーションと地域連携
 退院調整と在宅療養への支援
 脳卒中診療の地域連携をうまく進めるために

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新人3年目までに身につけたい実践!理学療法スキル

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新人3年目までに身につけたい実践!理学療法スキル

【内容】

●患者さんに信頼してもらうには? 
●もっと臨床に自信をもちたい!
●研究って,何から始めたらいいの?
●後輩指導の仕方がわからない!
● 新人時代にぶつかりがちな悩みを解決して,次の一歩を踏み出そう!
■新人理学療法士が習得しておきたい実践スキルを,①社会スキル,②臨床スキル,③研究スキル,④教育スキルの4つに分けてビジュアルに紹介.
■「社会スキル」として社会人としての第一歩をどのようにスタートすればよいのかを,「臨床スキル」として基本となる一連の理学療法過程と疾患別理学療法を,「研究スキル」として臨床の疑問を研究する方法を,「教育スキル」として臨床実習生の指導方法を解説した.

【目次】

序文
 目次
 はじめに
序章 学校教育の立場から
 (1)理学療法士教育の課題(潮見泰藏)
 (2)理学療法士教育に求めるもの(橋精一郎)
 (3)臨床で学ぶことの意味(大川裕行)
1章 社会人として・組織の一員として働くために(小宮山一樹)
 (1)基本的業務を知る―組織の一員として働くために
 (2)接遇を知る
 (3)コミュニケーションスキルを知る
2章 臨床における理学療法の実践(基礎編)―脳血管疾患急性期を例に―(市川雅彦)
 (1)理学療法を実践するうえでの心得
 (2)まずは情報収集から始めよう
 (3)理学療法に必要な検査・測定を実践する
 (4)問題点を抽出して目標を設定する
 (5)治療を開始してから退院まで
3章 臨床における理学療法の実践(応用編)
 (1)変形性股関節症―人工股関節全置換術―(三森由香子)
 (2)靱帯損傷・半月板損傷(小山貴之)
 (3)肩腱板断裂(島岡秀奉)
 (4)脳血管障害―回復期―(田中直次郎)
 (5)運動発達障害―脳性麻痺を中心に―(新田 收)
 (6)呼吸器疾患(急性呼吸不全)(深井和良)
4章 臨床の疑問を研究するために(今井覚志)
 (1)研究を知る
 (2)研究を立案する
 (3)研究を実践する
 (4)研究を公表する
5章 臨床指導者になるために(小林 賢)
 (1)指導者は何をするのか
 (2)教えるために準備する
 (3)実際に指導する
 (4)学習者とのやりとり
 (5)教えたことを整理する
6章 こんな臨床教育を実践しています
 (1)筑波記念病院(飯塚 陽・斉藤秀之)
 (2)慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター(寺林大史・呂 隆徳)
 (3)西広島リハビリテーション病院(田中直次郎)
 (4)細木病院(島岡秀奉)
 (5)新小倉病院(入江将考)
 (6)和歌山県立医科大学附属病院(上西啓裕)

 コラム 新人奮闘記(鈴木徹也)
 

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Journal of Athletic Rehabilitation No.7,2010

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Journal of Athletic Rehabilitation No.7,2010

【内容】

1983年にスポーツ医・科学の現場に関わる、理学療法士、鍼灸マッサージ師、柔道整復師、スポーツ企業、事業団等に従事するトレーナー、スポーツ医・科学関係の教育機関の教師等で、スポーツ医・科学の現場で必要な知識、技術の発展、普及に関心を持つ人たちによって発足した「スポーツ選手のためのリハビリテーション研究会」では、『Journal of Athletic Rehabilitation』という研究会誌をNo.1(1998年)、No.2(1999年)、No.3(2000年)、No.4(2003年)、No.5(2008年)、No.6(2009年)を刊行。2010年10月にNo.7が発売になりました。No.7は原著論文9本に加え、第28回研修会抄録として、一般演題5本、指定演題4本を併載しました。

【目次】

■原著論文
第27回研修会一般演題奨励賞受賞論文
「ファンクショナル・テープ ミオリーベ」が投球動作に及ぼす影響 3~三次元動作解析による検討~
宮下浩二ほか

手関節へのテーピングがボール把持力に与える影響
島俊也ほか

Lombard's paradox現象を用いた膝関節固有感覚評価法の信頼性と妥当性の検討
佐藤正裕ほか

片脚着地における膝外反と股関節外転筋筋活動の関係
川崎渉ほか

膝前十字靭帯再建術後の大腿四頭筋筋力と片脚垂直跳び能力の関係
謝 地ほか

ラグビーフットボールにおけるタックルの高さと関節角度の関係
近藤晃弘ほか

片脚スクワット動作における足部内側縦アーチと膝外反角度の関係
秋本剛ほか

突発的足関節内反運動に対するテーピングの作用
河村崇史ほか

足部および足関節の体積測定の信頼性と左右差に関する研究
廣重陽介ほか

■第28回研修会抄録集
特別講演
股関節唇損傷の診断と治療-股関節鏡手術の現状-
杉山肇

講演I スポーツ選手の股関節痛に対するリハビリテーションの考え方
建内宏重

講演II 股関節機能に着目したトレーニング
伊藤良彦

講演III スポーツ動作における股関節の重要性~バイオメカニカルな視点から~
湯田淳

シンポジウム「股関節機能に注目したスポーツ選手に重要な動きづくり」
・女子バスケットボール選手におけるフィジカルチェックの試み-単関節筋力から複合関節運動への考え方-
吉田昌平ほか

・野球動作における股関節運動のみかたー動作指導に生かすポイント
能勢康史

・サッカーにおける股関節傷害の競技復帰までの留意点
小尾伸二

・ラグビーにおける取り組み
大石徹

一般演題
・膝前十字靭帯再建術後の筋力回復過程(第一報)
井手一茂ほか

・股関節と膝関節の位置が腸脛靭帯に与える影響
冨山信次ほか

・ハンドボールの把持力に関係する因子
橋本洋平ほか

・安静立位時の筋活動と体幹筋力の関係
浦辺幸夫ほか

・胸椎の可動性と肩甲帯の機能向上によりスイングが改善した一症例
四之宮由紀ほか

指定演題
・野球競技者に対する当院の取り組み~野球塾~
中野達也ほか

・ジャンプ着地時の足部内側縦アーチが膝外反に与える影響
秋本剛ほか

・前十字靱帯再建術後の下肢機能を片脚立位保持時間と自覚的な症状から推定することは可能か
伊藤浩充ほか

ほか

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アスリートのリハビリテーションとリコンディショニング 上巻―Skill-Upリハビリテーション&リコンディショニング

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アスリートのリハビリテーションとリコンディショニング 上巻―Skill-Upリハビリテーション&リコンディショニング

【内容】

『アスリートのリハビリテーションとリコンディショニング』は,何らかの身体的問題を抱えたアスリートに対し,効率的で実践的なアプローチが学べる内容で,上・下巻の2分冊構成.
本書上巻では,対象者の身体状態を的確に把握するために必須となる外傷学の知識,検査・測定と評価法の実際を解説.また,代表的なスポーツ動作を取り上げ,それぞれの動作分析について詳細に解説するなど,本シリーズ全体のエッセンスが満載の内容となっている.

【シリーズの特徴】
シリーズ〈Skill-Upリハビリテーション&リコンディショニング〉は,トレーナーに必要とされる知識と技術レベルの高度化,包括すべき内容の広範化が進むリハビリテーション&リコンディショニング分野について,選手やチームの要望に応えることのできる知識・技術の原点からアドバンスレベルまで,その分野に精通するプロフェッショナルにより分かりやすく伝える実践シリーズ.

▽シリーズ監修
 福林 徹(早稲田大学教授)
 小林寛和(日本福祉大学教授)

▽〈Skill-Upリハビリテーション&リコンディショニング〉シリーズ
 『アスリートのリハビリテーションとリコンディショニング[上巻]』(2010年11月刊)
 『投球障害のリハビリテーションとリコンディショニング』(2010年11月刊)

【目次】

I.リハビリテーションとリコンディショニングの概要
 1.リハビリテーションとリコンディショニングの定義  
 2.わが国のリハビリテーションとリコンディショニングの現状
 3.リハビリテーションとリコンディショニング総論
 4.これからのスポーツを考える
II.外傷学総論
 1.スポーツ外傷とスポーツ障害
 2.病態の捉え方 
 3.発生機転,発生メカニズムの考え方
 4.組織損傷と修復過程
 5.診断・状態把握の方法 
 6.治療法概論
III.リハビリテーションとリコンディショニングに要する検査・測定と評価
 1.機能評価の考え方
 2.各種検査・測定の目的と意義
  ①関節動揺性・不安定性テスト,炎症徴候の確認,疼痛誘発・再現テスト
  ②複数関節における運動協調性の確認
  ③姿勢・アライメント観察
  ④形態測定
  ⑤関節弛緩性テスト  
  ⑥関節可動域の計測およびタイトネステスト
  ⑦筋力検査─徒手的な方法
  ⑧筋力検査─測定機器による方法
  ⑨筋萎縮の確認
  ⑩バランスの確認
 3.スポーツ現場で実施する検査・測定の目的と意義
 4.スポーツ動作の観察・分析
  ①動作の観察・分析からアプローチ実施の過程
  ②走
  ③跳
  ④方向転換
  ⑤投
  ⑥あたり
  ⑦蹴る
  ⑧泳ぐ
  ⑨滑る
  ⑩振る
 5.スポーツ動作の客観化
IV.アスリートに対する検査・測定と評価の実践
 1.スポーツ専門機関におけるメディカルチェック
  ①整形外科系
  ②内科系
 2.スポーツ専門機関におけるフィットネスチェック
 3.スポーツ現場におけるフィールドテスト
FURTHER READINGS

おわりに
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投球障害のリハビリテーションとリコンディショニング―Skill-Upリハビリテーション&リコンディショニング

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投球障害のリハビリテーションとリコンディショニング―Skill-Upリハビリテーション&リコンディショニング

【内容】

シリーズ第2弾となる本書は,医療・リハビリテーション・リコンディショニングといったこれまでの線引きをなくし,一貫した協力体制でスポーツ障害へ対応するというコンセプトで企画された.
投球障害を中心とした上肢オーバーヘッド動作による障害について,現場に直結する知識・技術を重視しながらも,医療現場、そして競技現場との連携を図るための基礎も余すところなく網羅されている.

【シリーズの特徴】
シリーズ〈Skill-Upリハビリテーション&リコンディショニング〉は,トレーナーに必要とされる知識と技術レベルの高度化,包括すべき内容の広範化が進むリハビリテーション&リコンディショニング分野について,選手やチームの要望に応えることのできる知識・技術の原点からアドバンスレベルまで,その分野に精通するプロフェッショナルにより分かりやすく伝える実践シリーズ.

▽シリーズ監修
 福林 徹(早稲田大学教授)
 小林寛和(日本福祉大学教授)

▽〈Skill-Upリハビリテーション&リコンディショニング〉シリーズ
 『アスリートのリハビリテーションとリコンディショニング[上巻]』(2010年11月刊)
 『投球障害のリハビリテーションとリコンディショニング』(2010年11月刊)

【目次】

I.上肢の構造と機能
 1.肩関節の構造と機能
 2.肘関節・前腕・手関節・手指の構造と機能
II.診断・状態把握の方法
 1.臨床画像の読み方と意義
 2.投球障害肩の診断的評価
 3.肘関節・前腕・手関節・手指の診断的評価
III.理解しておくべきスポーツ障害の基礎知識
 1.投球障害肩の病態と治療
 2.肘の代表的スポーツ障害の病態と治療
 3.手の代表的スポーツ障害の病態と治療
 4.成長期における上肢スポーツ障害の特徴と治療
IV.上肢スポーツ動作の運動学的特徴
 1.投球動作の運動学的特徴
 2.サーブ動作の運動学的特徴
 3.スパイク動作の運動学的特徴
V.リハビリテーションとリコンディショニングの実際
 1.投球障害のリハビリテーションとリコンディショニングの基本的な考え方
 2.投球障害に対する医療施設でのリハビリテーションとリコンディショニングの実際
 3.投球障害に対する競技現場でのリハビリテーションとリコンディショニングの実際
 4.テニス肩・テニス肘に対するリハビリテーションとリコンディショニングの実際
 5.バレー肩・バレー肘に対するリハビリテーションとリコンディショニングの実際
 6.手関節側部のスポーツ障害に対するリハビリテーションとリコンディショニングの実際
 7.成長期野球選手の投球障害に対するリハビリテーションとリコンディショニングの実際
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認知症の人のための作業療法の手引き

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認知症の人のための作業療法の手引き

【内容】

この本でとりあげた作業療法は,認知症の人の生活機能を向上させるための重要な柱であり,正しい作業療法のあり方,方法を認知症の医療,ケアにかかわる専門職の方々,さらにはボランティアの方,家族で介護に当たっておられる方々に十分活用していただきたいと考えてつくられました.

【目次】

第1章 作業療法の理解
 I.作業療法の考え方
 II.認知症の人を理解するために
 III.認知症の人に対する作業療法の意味
 IV.各機能に対する作業療法の可能性
 V.処遇の考え方
 VI.評価の考え方
 VII.安全性を確保するために
第2章 作業療法の実際
 I.音楽
 II.健康
 III.ゲーム
 IV.手工芸
 V.生活
 VI.会話
第3章 資料
 I.用語解説
 II.認知症疾患医療センター
 III.日本精神科病院協会関連施設

おわりに
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