レンタルオフィス 札幌市 賃貸 理学療法・作業療法・言語療法の勉強に役立つリハビリテーション本専門店【Amazon】 モーション解剖アトラス上肢・体幹―DVDで動きがわかる

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モーション解剖アトラス上肢・体幹―DVDで動きがわかる

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モーション解剖アトラス上肢・体幹―DVDで動きがわかるモーション解剖アトラス上肢・体幹―DVDで動きがわかる
(2008/05)
和田 卓郎射場 浩介

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【内容】
札幌医大第二解剖学教室で製作された「新鮮解剖体を用いたバーチュアル解剖アトラス」をDVDに収録し,上肢の手術時のアプローチ,また種々の組織の「動き」をみながらリハビリテーション,運動療法などを行う方法を学ぶためのアトラスである。
実際に解剖学の講義などにおいて解剖体を目にすることはあっても,その解剖体を使って「どこをどう動かすとどうなるか」ということを学ぶ機会は少ないと思われる。またそういうニーズが発生するのは学生のときではなく,卒業後,現場に出てからではないだろうか。通常の医学教育に用いられている解剖学図譜に,身体器官の「動き」という動的側面を加味し,同時に器官の内面からその動態を明らかにすることにより,個々の器官の機能的側面を詳細に分かりやすく表現することができる。
書籍では上肢の解剖について説明し,さらには実際の臨床への知識の応用が図れるような内容となっている。動画に収載した各クリップごとに「ベストモーション」画像を大きく掲載,さらに「エクストラモーション」画像とそれぞれの画像に連動したシェーマで,動画の内容を詳しく解説する。そして各クリップで扱った部位の解剖,機能解剖,また臨床への応用についても詳説。単なるビデオ解説書にとどまらない「上肢アトラス」として満足できる内容である。
【序文】
緒言

札幌医大保健医療学部基礎理学療法学科 
准教授 青木光広

 モーション解剖アトラスの作成にあたり,10体余の未固定献体の上肢解剖所見を動画に収録した。早期献体に同意され献体頂いた白菊会会員ご本人と,お許しいただいたご遺族の崇高な志に,この場より深甚なる敬意と感謝の気持ちを表します。
 ギリシャ文化のHippocrates (B.C. 460-377)時代を経て,ローマ時代にGalenus(A.D. 130-201)が古代医学を集大成し,解剖学と生理学の発達に先駆的役割を果たした。解剖学的所見を明瞭な解剖図として著したのは,ルネサンス時代のLeonardo da Vinci (1454-1519)である。続いて近代化解剖学の生みの親といわれるAndears Vesalius (1514-1564)が,観察された所見をDe corporis humani fabrica libri septemに著した。Bartolomeo Eustachio(1513-1574)は解剖図集Tubular anantomicaeを著し,交感神経の詳細な解剖図を紹介した。その後,顕微鏡の普及により組織学的研究が加わり,多くの解剖学者が活躍した。
 現代の医療系教育機関では解剖を学習する際に,解剖学図譜が用いられている。これは,模式図と解剖学実習による実際の観察で行われる基本的学習手段を補佐し,知識の整理と記憶に重要な役割を担っている。本邦での代表的な解剖学図譜に,森 於兎が著した解剖学がある。優れた著作であり,特に西が描いた図譜は正確さと美しさで他の図譜の追随を許さない。 一方,海外に目を向けると,優れた解剖学図譜が出版されている。広く普及している図譜のうち,Gray's Anatomyは1858年,英国で出版され,詳細な内容が収録されるとともに,版を重ねて解剖学図譜の教本となっている。また,北米では1943年にGrant's Atlas of Anatomyが出版され,図譜の鮮明さと単純さが特徴であり,それぞれの図譜に説明を加える形式で編集されている。さらに,1953年に米国のNetterはClinical Symposiaを著し,その色彩豊かな図譜と同時に描かれた神経,血管,筋肉,骨格が医療系学生に広く受け入れられ,愛用されている。また後2者は,図譜を多用することにより解剖実習で得られる所見を半立体的に表現している。
 近年のKinesiologyの発達,高速ビデオなどの記録媒体の進歩により,特にスポーツなどの運動パフォーマンスが詳細に観察されている。それらにより明らかになった身体運動は,図譜と動画を用いて著わされ,一例を挙げるとBhenkeのKinetic Anatomyとして出版されている 。この流れに従い,我々は解剖学図譜に身体器官の動きという機能的側面を加味し,それぞれの器官の解剖学的意義をより詳細にかつ立体的に表現できるモーション解剖アトラスの作成を決意した。その際に重要な点は,頭部や脊柱,胸郭,内臓および四肢が全て温存され,物理特性が正常に近い未固定遺体標本を用いることである。著者は,2004年より解剖学第二講座,村上 弦前教授のもとで生体力学研究を開始し,未固定標本を扱い始めた。その際に,モーション解剖アトラスの編集・発刊を想起させた出来事がある。それは,私が担当したある講演会の後,本学理事長である今井浩三先生より「学術講演には動画を用いて表現する時代です」とアドバイスを受けたことである。そこで,動画を有効にしかも明瞭に示すために,ハイビジョン画像で表現するアトラスを作成するという考えに至った。
 本書の目的は,未固定解剖体を用いて躯幹および四肢を詳細に観察し,ハイビジョン動画を用いて筋および腱,靭帯,関節包,神経の動きを鮮明に表現する解剖アトラスを提供することである。通常の解剖学図譜に,身体器官の動きという動的側面を加味し,その動態を明らかにすることにより個々の器官の機能的側面を詳細に判りやすく表現することができる。モーション解剖アトラスの名前にふさわしく,スクリーン上であるいは卓上でそのバーチュアルな動画ページをめくることにより,新鮮解剖体を手元において観察しているのと同様な実体験を可能とする。このアトラスはいわゆる系統解剖実習時のシミュレーションとして用いられ,さらにはイメージトレーニングを通して近い将来,臨床実習で行われる内視鏡検査を容易にすることができると考えている。 
 肩関節および肘関節,前腕の動画の収録に当たり,われわれは胸郭上肢標本(trans-thoracic specimen)を用いた。この標本は体幹を垂直に固定しているため,両上肢が下垂し自由な可動性を持つ事が可能であり,投球などの上肢のスポーツ動作を再現できる。胸郭上肢標本で再現された上肢の動態を実際のスポーツ動作に重ねることにより,スポーツ障害の理解と治療に貢献すると考えられる。またこの標本は,上肢の末梢神経を本来のままの緊張度で観察する事が可能であり,entrapment neuropathyの動態を観察するためにも適している。
 細かい点の表現は従来の解剖図譜にはとても及ばないが,繊細なハイビジョン動画は,それを補って余りある多くの情報を与えてくれる。本書・DVDを読まれる医療関係者の方々,特に手の外科医,理学療法士,hand therapist,スポーツトレーナーは,本アトラスを繰り返し観察することにより,上肢の解剖学をさらに深く立体的に理解することができると期待している。このアトラスは不十分な点が多くあり,まだまだ未完の状態であると考えている。アトラスを使用され,至らない点や工夫すべき点をご指摘頂きたい。
 終わりに,このモーション解剖アトラスを使用する際のヒントを述べたい。はじめに,このDVDを学部教育に供覧する時期であるが,学生が解剖体に接し始めた解剖実習開始まもなくの時点が適当であると考えている。卒後教育,大学院教育にはいつでも使用が可能である。副教科書と指定するには高額であるため,教育施設で購入し,図書館での閲覧や講義に使用するのが良いと思う。個人により見える部位が異なるので,DVDは複数名で閲覧すると効果的である。今回実施した動画撮影では,それぞれの観察部位と方向が臨床家の視点で選定されている。映像に映し出される部位に発生する病理所見を肉眼的に想起していただきたい。
引用
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