レンタルオフィス 札幌市 賃貸 理学療法・作業療法・言語療法の勉強に役立つリハビリテーション本専門店【Amazon】 やさしいエビデンスの読み方・使い方

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やさしいエビデンスの読み方・使い方

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やさしいエビデンスの読み方・使い方

【序文】
私がEvidence‐Based Medicine(EBM)に最初に出会ったのは,約15年前,米国に臨床研修留学をしたときでした.その後,数年してから日本でも着目され始めましたが,当初は誤解や拒絶反応が多かったため,私は自ら臨床の現場でEBMを実践し,教育啓発活動に力を入れてきました.現在では情報化社会の影響もあり,EBMという言葉が新聞にも登場するほど普及してきましたが,エビデンスの誤解・誤用は一向に減っていません.また,エビデンスを盲信して人為的な落とし穴に陥ったり,統計学的なトリックやごまかしにだまされたりすることが多々あります.これは,臨床医療の中心は患者であることが軽視されていたり,臨床統計学の有用性に関する教育が貧であったりするためです.医療の現実を見直すとともに,エビデンスの質を正しく評価することが求められています.
 本書では,医療の基本に立ち返って現実を見直し,「患者中心の医療実践のためのエビデンスの使いこなし方」という観点で,生活習慣病を中心としたエビデンスの正しい読み方と使い方を辛口ではありますが簡明に解説しました.統計学的事項に関してはコミュニケーション言語としてとらえ,数式を使わずに直感的な説明をすることで,「臨床医療と統計学の親密さ」が迷わずに理解できると同時に,エビデンスの批評眼が身につくように工夫してあります.
2010年4月
能登洋

【内容】
エビデンスが重視される現在の医療において,臨床統計学の知識を活用し,エビデンスの意味するところを正しく読み取り・実地医療に活用するための実践書.専門的知識がなくても,臨床統計学の要点がわかり,エビデンスを読み解く力が身につく.多くの実際例を示し,やさしくわかりやすい解説でスラスラ読み進められる.すべての臨床医必携の一冊.
【目次】

I章 総論-EBM・臨床統計学とは
1 Evidence-Based Medicine(EBM)
 A EBMとは
 B EBMの注意点
 C EBMの活用法
 D EBMの実践手順
  STEP1 臨床問題の定式化
  STEP2 エビデンス検索
  STEP3 エビデンスの批評
  STEP4 実際の患者への適用(統合的臨床判断)
  STEP5 STEP1-STEP4の評価・フィードバック

2 EBM実践に役立つ臨床統計学
 A 臨床統計学の目的と意義
  1 不確実な現実
  2 臨床統計学の目的と意義とは
  3 誤差
  4 バイアス
 B 統計学の種類
  1 記述統計
  2 推測統計
 C 臨床研究
  1 目的
  2 手順
  3 仮説
  4 方法
  5 デザイン
  6 妥当性の水準
 D アウトカム
  1 評価項目
  2 一次エンドポイントと二次エンドポイント
  3 複合エンドポイント
  4 ハードエンドポイントとソフトエンドポイント
 E データの種類
  1 3種類のデータ
  2 計量データの表記法
 F 統計学的推測
  1 推定
  2 検定
  3 有意差
  4 信頼区間とp値の使い分け
  5 検定法
まとめ

II章 診断・スクリーニング編
 A 検査値の誤差
 B 基準値と正常値
 C 誤診の指標
  1 カットオフ値(診断判定値)
  2 感度・特異度
  3 尤度比
  4 検査の評価と選択法
  5 感度・特異度・尤度比の検定
 D カットオフ値・ROC曲線
  1 カットオフ値と誤診の関係
  2 ROC曲線
  3 新マーカーの付加価値
 E 的中度
  1 特異度と的中度
  2 有病率と的中度
 F スクリーニング検査・検診の臨床的価値は?
 G エビデンスの読み方・使い方
 H エビデンスの読み方・使い方の実例
  1 カプセル内視鏡の診断特性
  2 メタボリックシンドロームの腹囲基準
  3 遺伝子診断による糖尿病予測
まとめ

III章 関連性編-リスク・予後・相関
 A リスクの評価
  1 リスクとリスクファクター
  2 交絡因子
  3 リスクの比較
  4 リスクの検定
 B トレンド
  1 トレンド解析
  2 トレンドの検定法
 C 相関と回帰
  1 相関と回帰とは
  2 相関係数
  3 回帰分析
 D 因果
 E エビデンスの読み方・使い方
 F エビデンスの読み方・使い方の実例
  1 低血糖による認知症のリスク
  2 CRP値による心血管疾患予測
  3 腹囲と内臓脂肪量の相関
まとめ

IV章 治療・予防編
 A 妥当性の向上と維持
  1 無作為化比較試験
  2 PROBE法
 B 信頼性の確保
 C intention-to-treat(ITT)解析
 D 治療効果の指標
  1 リスク
  2 代用エンドポイント
  3 グラフの読み方
  4 二次エンドポイント
  5 サブグループ解析
  6 後付け解析
 E 治療効果の検定
  1 検定法
  2 優越性検定と非劣性検定
 F エビデンスの読み方・使い方
 G エビデンスの読み方・使い方の実例
  1 EPA投与による冠動脈疾患発症予防効果
  2 チアゾリジン薬投与による心血管疾患予防効果
まとめ

V章 診療ガイドライン編
 A 診療ガイドラインとは
  1 診療ガイドライン
  2 診療ガイドラインの強制力
  3 診療ガイドラインでのエビデンス・推奨内容の分類
  4 「エビデンスに基づいた」診療ガイドラインの罠
 B 診療ガイドラインの読み方・使い方
  1 糖尿病診療ガイドライン
  2 CKD診療ガイドライン
まとめ

付録 エビデンスのチェックリスト,推薦図書
 A エビデンスの批評-診断・スクリーニング
 B エビデンスの批評-リスク・相関・因果
 C エビデンスの批評-予後
 D エビデンスの批評-治療・予防
 E エビデンスの批評-診療ガイドライン

推薦図書,エビデンス二次資料
索引


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