変形性膝関節症
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【内容】
運動器の生活習慣病といわれる変形性膝関節症(膝OA)に対し,社会のニーズが高い保存療法を科学的かつ実際的に解説した.評価の高い編集者グループの疫学調査結果に基づいた病因・病態,薬物療法,運動療法の記載内容は,膝OAの正しい理解と,それに基づく適切な保存療法の基本を包括的に学ぶのに最適.高齢者医療の最前線で活躍する医療従事者必読の一冊.
【目次】
総論
変形性膝関節症の概念と治療方針
1.変形性関節症(OA)の概念
2.膝OAによる関節構成体の変化
A.膝OAによる関節構成体の変化の特徴
B.膝OAの軟骨代謝障害
3.膝OAの頻度と発症因子
4.膝OAの分類
5.膝OAの診断と進行度の評価
6.膝OAの症状
A.疼痛
B.腫脹
C.拘縮・変形,筋力低下
7.鑑別疾患
A.膝関節特発性骨壊死
B.ステロイド関節症
C.神経病性関節症(Charcot joint)
D.軟骨石灰化症
E.関節リウマチ
F.骨梁骨折
G.特発性膝出血
8.膝OAの治療
A.保存療法
B.手術療法
各論
第1章 変形性膝関節症の病因・病態
A 変形性膝関節症に伴う構造の変化
1.正常関節軟骨の組織形態
A.輝板〜表層
B.中間層〜深層,石灰化軟骨層
C.骨軟骨移行部
D.滑膜
E.加齢に伴う軟骨の変化
2.膝OAの病理形態所見
A.軟骨変化
B.軟骨下骨変化
C.滑膜変化
3.膝OAの病態における軟骨下骨のリモデリングとその意義
A.軟骨変性と軟骨下骨の硬化との時期的関係
B.tidemarkの変化と骨代謝との関連
B 変形性膝関節症に伴う軟骨・骨代謝の変化
1.膝OAの病態
A.膝OAに伴う関節内構成要素の変化
B.膝OAの軟骨変化
C.軟骨基質分解の機序
D.膝OAの病態における炎症性サイトカイン
E.膝OA軟骨におけるその他の因子
F.膝OA軟骨における軟骨修復機転
G.OAにおける骨代謝変化
2.今後の展望
C 変形性膝関節症に関係する遺伝子解析の現況と展望
1.単一の遺伝子異常で説明できる膝OA
2.膝OAにおける遺伝的要因の関与
第2章 変形性膝関節症に対する疫学および生体力学的検討
A 疫学調査による変形性膝関節症の病態
1.疫学調査
A.調査地区
B.調査対象
C.調査方法
2.結果
A.X線評価による膝OAの頻度・性差
B.問診の結果
C.他の疫学要因との関係
D.X線の計測結果
E.その他の測定結果
F.骨粗鬆症との関連
G.X線計測値の縦断的検討
H.多重ロジスティック解析による分析
I.年齢に伴う悪化率
B 変形性膝関節症の疫学要因
1.膝OAに関する代表的な疫学調査
2.膝OAの危険因子
A.年齢および性別
B.人種
C.肥満
D.代謝性疾患
E.喫煙
F.職業,生活様式,日常活動性と運動
G.膝外傷
H.下肢筋力
I.下肢アライメント,lateral thrust
J.骨粗鬆症
K.性ホルモン
L.微量栄養素など
M.遺伝子
C 運動解析による変形性膝関節症の病態
1.方法―三次元膝関節運動解析法
2.結果
A.膝OAの異常運動パターン
B.自動運動と歩行立脚初期の内外反の性差
C.歩行立脚初期の脛骨回旋中心
D.人工関節の術前運動と軟骨欠損の位置と大きさの関係
3.運動解析からみた膝OAの進行過程と疫学要因との関連
D 変形性膝関節症の生体力学的検討
1.下肢アライメント
A.評価方法と正常値
B.膝OAによる変化
2.膝関節運動
A.評価方法
B.運動の評価パラメーター
C.可動域と膝の動態,膝OAでの変化
D.歩行と膝の動態,膝OAでの変化
E 関節軟骨の力学特性と変形性膝関節症による変化
1.関節軟骨の力学的特徴
A.軟骨の組成と自由水の役割
B.軟骨のbiphasicクリープ特性
C.軟骨の透過性
D.関節面の接触(潤滑)
E.軟骨特性に伴う変化
F.軟骨変性の力学的評価法と問題点
第3章 変形性膝関節症の診断および病期分類
1.膝OAの診断
2.鑑別診断に必要な検査
A.血液検査
B.尿検査
C.関節液検査
D.画像検査
3.膝OAの病期分類
A.X線進行度分類
B.MRI進行度分類
C.関節鏡による進行度分類
D.超音波による進行度分類
E.関節マーカーの現状と将来展望
第4章 変形性膝関節症の保存療法の実際
A 薬物療法
1.OAに対する薬物療法の分類
2.SMOADs
A.内服薬
B.外用剤
3.DMOADs
A.基礎研究の流れ
B.臨床試験
C.開発の問題点
4.薬物療法の今後の展望
B 関節内注入
1.適応と禁忌
2.ヒアルロン酸
A.開発の歴史
B.薬理作用
C.適応・有効性
3.コルチコステロイド
A.薬理作用・有効性
B.副作用・合併症
4.注入手技およびパンピング療法
5.合併症
A.感染の危険性
B.結晶誘発性関節炎
C 装具療法
1.足底挿板(足底板)
A.仕様と種類,楔の高さ
B.作用機序
C.臨床成績と適応,使用上の留意点
2.膝装具
A.膝軟性装具
B.膝硬性装具
D 理学療法
1.理学療法
2.膝OA患者の特徴
A.筋力
B.固有受容器
C.歩行
3.理学療法評価
A.疼痛
B.関節可動性
C.下肢周囲径
D.筋力
E.姿勢・アライメント
F.動作分析
G.肥満
H.運動能力
I.総合評価
4.運動療法
A.関節・筋柔軟性運動
B.筋力トレーニング
C.固有受容器・感覚促通運動
D.自転車エルゴメーター(ペダルトレーニング)
E.水中運動
F.歩行運動
5.物理療法
A.温熱療法
B.寒冷療法
C.電気刺激療法
D.光線療法
6.生活指導
E 筋力強化の実際
1.大腿四頭筋の筋力強化方法
A.等尺性運動
B.等張性運動
C.各種強化法の特徴
D.CKC運動
E.枕つぶし運動の有効性についての検討
F.器械を用いた運動の有効性についての検討
2.膝関節以外の筋力強化
A.股関節周囲筋
B.足関節周囲筋
3.関節可動域の維持
A.ヒールスライド
4.重症度別運動処方の具体例
A.軽症例
B.中等症例
C.重症例
第5章 変形性膝関節症の各種評価
1.日本整形外科学会変形性膝関節症治療成績判定基準(JOA score)
2.WOMAC
3.日本版変形性膝関節症患者機能評価法(JKOM)
4.SF-36
索引
コラム
・松代検診の裏話
・疫学調査の推計学講義
・膝関節に作用する力―膝関節のバイオメカニクス
・サプリメント
・減量
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運動器の生活習慣病といわれる変形性膝関節症(膝OA)に対し,社会のニーズが高い保存療法を科学的かつ実際的に解説した.評価の高い編集者グループの疫学調査結果に基づいた病因・病態,薬物療法,運動療法の記載内容は,膝OAの正しい理解と,それに基づく適切な保存療法の基本を包括的に学ぶのに最適.高齢者医療の最前線で活躍する医療従事者必読の一冊.
【目次】
総論
変形性膝関節症の概念と治療方針
1.変形性関節症(OA)の概念
2.膝OAによる関節構成体の変化
A.膝OAによる関節構成体の変化の特徴
B.膝OAの軟骨代謝障害
3.膝OAの頻度と発症因子
4.膝OAの分類
5.膝OAの診断と進行度の評価
6.膝OAの症状
A.疼痛
B.腫脹
C.拘縮・変形,筋力低下
7.鑑別疾患
A.膝関節特発性骨壊死
B.ステロイド関節症
C.神経病性関節症(Charcot joint)
D.軟骨石灰化症
E.関節リウマチ
F.骨梁骨折
G.特発性膝出血
8.膝OAの治療
A.保存療法
B.手術療法
各論
第1章 変形性膝関節症の病因・病態
A 変形性膝関節症に伴う構造の変化
1.正常関節軟骨の組織形態
A.輝板〜表層
B.中間層〜深層,石灰化軟骨層
C.骨軟骨移行部
D.滑膜
E.加齢に伴う軟骨の変化
2.膝OAの病理形態所見
A.軟骨変化
B.軟骨下骨変化
C.滑膜変化
3.膝OAの病態における軟骨下骨のリモデリングとその意義
A.軟骨変性と軟骨下骨の硬化との時期的関係
B.tidemarkの変化と骨代謝との関連
B 変形性膝関節症に伴う軟骨・骨代謝の変化
1.膝OAの病態
A.膝OAに伴う関節内構成要素の変化
B.膝OAの軟骨変化
C.軟骨基質分解の機序
D.膝OAの病態における炎症性サイトカイン
E.膝OA軟骨におけるその他の因子
F.膝OA軟骨における軟骨修復機転
G.OAにおける骨代謝変化
2.今後の展望
C 変形性膝関節症に関係する遺伝子解析の現況と展望
1.単一の遺伝子異常で説明できる膝OA
2.膝OAにおける遺伝的要因の関与
第2章 変形性膝関節症に対する疫学および生体力学的検討
A 疫学調査による変形性膝関節症の病態
1.疫学調査
A.調査地区
B.調査対象
C.調査方法
2.結果
A.X線評価による膝OAの頻度・性差
B.問診の結果
C.他の疫学要因との関係
D.X線の計測結果
E.その他の測定結果
F.骨粗鬆症との関連
G.X線計測値の縦断的検討
H.多重ロジスティック解析による分析
I.年齢に伴う悪化率
B 変形性膝関節症の疫学要因
1.膝OAに関する代表的な疫学調査
2.膝OAの危険因子
A.年齢および性別
B.人種
C.肥満
D.代謝性疾患
E.喫煙
F.職業,生活様式,日常活動性と運動
G.膝外傷
H.下肢筋力
I.下肢アライメント,lateral thrust
J.骨粗鬆症
K.性ホルモン
L.微量栄養素など
M.遺伝子
C 運動解析による変形性膝関節症の病態
1.方法―三次元膝関節運動解析法
2.結果
A.膝OAの異常運動パターン
B.自動運動と歩行立脚初期の内外反の性差
C.歩行立脚初期の脛骨回旋中心
D.人工関節の術前運動と軟骨欠損の位置と大きさの関係
3.運動解析からみた膝OAの進行過程と疫学要因との関連
D 変形性膝関節症の生体力学的検討
1.下肢アライメント
A.評価方法と正常値
B.膝OAによる変化
2.膝関節運動
A.評価方法
B.運動の評価パラメーター
C.可動域と膝の動態,膝OAでの変化
D.歩行と膝の動態,膝OAでの変化
E 関節軟骨の力学特性と変形性膝関節症による変化
1.関節軟骨の力学的特徴
A.軟骨の組成と自由水の役割
B.軟骨のbiphasicクリープ特性
C.軟骨の透過性
D.関節面の接触(潤滑)
E.軟骨特性に伴う変化
F.軟骨変性の力学的評価法と問題点
第3章 変形性膝関節症の診断および病期分類
1.膝OAの診断
2.鑑別診断に必要な検査
A.血液検査
B.尿検査
C.関節液検査
D.画像検査
3.膝OAの病期分類
A.X線進行度分類
B.MRI進行度分類
C.関節鏡による進行度分類
D.超音波による進行度分類
E.関節マーカーの現状と将来展望
第4章 変形性膝関節症の保存療法の実際
A 薬物療法
1.OAに対する薬物療法の分類
2.SMOADs
A.内服薬
B.外用剤
3.DMOADs
A.基礎研究の流れ
B.臨床試験
C.開発の問題点
4.薬物療法の今後の展望
B 関節内注入
1.適応と禁忌
2.ヒアルロン酸
A.開発の歴史
B.薬理作用
C.適応・有効性
3.コルチコステロイド
A.薬理作用・有効性
B.副作用・合併症
4.注入手技およびパンピング療法
5.合併症
A.感染の危険性
B.結晶誘発性関節炎
C 装具療法
1.足底挿板(足底板)
A.仕様と種類,楔の高さ
B.作用機序
C.臨床成績と適応,使用上の留意点
2.膝装具
A.膝軟性装具
B.膝硬性装具
D 理学療法
1.理学療法
2.膝OA患者の特徴
A.筋力
B.固有受容器
C.歩行
3.理学療法評価
A.疼痛
B.関節可動性
C.下肢周囲径
D.筋力
E.姿勢・アライメント
F.動作分析
G.肥満
H.運動能力
I.総合評価
4.運動療法
A.関節・筋柔軟性運動
B.筋力トレーニング
C.固有受容器・感覚促通運動
D.自転車エルゴメーター(ペダルトレーニング)
E.水中運動
F.歩行運動
5.物理療法
A.温熱療法
B.寒冷療法
C.電気刺激療法
D.光線療法
6.生活指導
E 筋力強化の実際
1.大腿四頭筋の筋力強化方法
A.等尺性運動
B.等張性運動
C.各種強化法の特徴
D.CKC運動
E.枕つぶし運動の有効性についての検討
F.器械を用いた運動の有効性についての検討
2.膝関節以外の筋力強化
A.股関節周囲筋
B.足関節周囲筋
3.関節可動域の維持
A.ヒールスライド
4.重症度別運動処方の具体例
A.軽症例
B.中等症例
C.重症例
第5章 変形性膝関節症の各種評価
1.日本整形外科学会変形性膝関節症治療成績判定基準(JOA score)
2.WOMAC
3.日本版変形性膝関節症患者機能評価法(JKOM)
4.SF-36
索引
コラム
・松代検診の裏話
・疫学調査の推計学講義
・膝関節に作用する力―膝関節のバイオメカニクス
・サプリメント
・減量




